古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ゴマを早めに収穫してよかった。

2011年09月06日 05時00分50秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 毎年ゴマには手がかかりますが、今年ほど道子さんがゴマに手をかけたのははじめてでしょう。例の巨大幼虫をいっぱい退治しつづけ、8月後半には畝を見まわって、現われはじめたカメムシをつぶし、葉を落としてきました。そして下のサヤがはじけ出した8月末には200本超のゴマを全部折って収穫してしまいました。
 きのう軽トラで散歩していたら、となり村の畑でゴマの短い畝を見かけました。「ここにもゴマをつくっている人がいたんだ」と見ると、ゴマはまだ葉っぱがいっぱいついており、台風で大きく傾いています。はじけはじめたサヤも雨に濡れたことでしょう。ゴマは濡れると芽を出してしまいます。「我が家は台風前に収穫しておいてよかった」とあらためて思いました。例年より早かったけど収量は多く、道子さんが夜なべ仕事にゴマ選別に精を出しています。ぼくは見ているだけです。いつもすまんことです。
 雨があがって畑に行ってみると、トウモロコシがやられています。「さてはアライグマが来たか」と調べてみると、指の長い、手の形をしたアライグマの足跡ではありません。足跡は、猫にしては大きいし(それに猫はトウモロコシなんか食べないし)、犬のようです。犬にはいままでにもトウモロコシを食べられたことがあります。
 おかしいな。うちの村に野犬はいないはずだし……、と思案するとすぐにあの『脱出癖のある放浪老犬』を思い浮かべてしまいます。一応念のために檻にチキンラーメンと三笠饅頭を仕掛けておきました。動物防止ネットをかけたサツマイモはその後食べられた形跡はありません。
 アズキノメイガを防ぐための高さ2メートルの防風ネットは、台風に備えて補強していたので大丈夫でした。小豆はそろそろ花が咲く頃ですが、アズキノメイガはまだ入っていないようです。夜盗虫の卵を産む蛾は高く飛ぶので上から入ってきますが、これは道子さんが捕獲してつぶします。道子さんはいま孫の捕虫網をネットの中に常備しておき、毎日蛾をつかまえています。小豆をゆすって飛び立つ蛾を網でつかまえるのです。防風ネットがあるので蛾を捕まえやすくなったといってます。
 で、ぼくはなにをするかというと、メロンやスイカの畑の草を刈り、イチゴ苗を仮植えする畝をつくります。イチゴ畑には9株残しましたのでいまランナーからたくさんの苗が出ています。イチゴの苗でしたらいくらでも差し上げますからどうぞ。
 
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