古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

サツマイモは「つるぼけ」でした。

2011年09月13日 03時01分29秒 | 古希からの田舎暮らし
 9月7日のブログでアップした写真のサツマイモのうねを全部掘りました。このうねはかつて見たことのないほどツルの勢いがあり、尋常でないと思っていましたがやはり立派な「つるボケ」でした。30株植えたと思いますが、大きな芋はひと株につき一つか二つで、あとはヒゲのような芋ばかりです。サツマイモをつくって10数年になりますが、こんなひどいつるボケははじめてです。
 ヒョロヒョロの細長い芋の写真をアップしようかと思いましたが、うれしくないのでやめ。
 掘ったうねは落花生と黒豆にはさまれていたので、そちらに意識がいって、サツマイモの『ツル上げ』をさぼっていました。ですからツルはどんどん伸び、葉っぱはびっくりするほど大きくなり、次々と根をおろしてお手本のような『ツルボケ』になってしまったのです。
 アライグマに襲われたサツマイモのほうは、7うねあるのですが一列目は被害がひどいので掘ってしまいました。二列目もアライグマが掘って上のほうをかじったところは、芋の芽が出ています。そろそろ芋掘りシーズンなので整理しておこうと芽の出たところを掘ってみると、被害は見た目よりひどい。ツルがあちこち伸びてわかりませんでしたが、株の根元からちぎられたツルがあり、そんな芋は成長が止まって芽が出ています。
 土の中のムシも、サツマイモをガジガジかじりはじめました。なんであんなにきたなく、いやらしくかじるのでしょう。せめて端っこのほうからかじればいいのに。どうも『イモホリ』は早くするほうがよさそうです。
 小豆の防風ネットは、いまのところアズキノメイガの侵入を防ぐ役目を果たしています。カメムシ、夜盗虫の卵を生む蛾、チョウチョなどは2メートルのネットを越えて侵入していますが、道子さんによるとアズキノメイガの『蛾』は入っていないようです。防風ネットの内側に、道子さんが黄色い紙を10枚ほどぶら下げました。蛾を誘引する粘着シートです。それに夜盗蛾がいっぱいかかっています。これだけの蛾が夜盗虫の卵を生み、それがかえって夜盗虫が小豆のさやを食べたら相当な被害になるでしょう。それを防いだことになります。
 コオロギの姿が目立つようになりました。道子さんは、アセビの煎じ汁でヌカを練った『アセビ団子』を撒いて作物への被害を防ごうとしていますが、コオロギも頑張る気配です。芋を掘っていると土色の小さい蛙がいっぱい跳びます。よく見ると小さい虫を目ざとく見つけて食べています。蛙もがんばってるんだなー。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする