西宮北口といえば45年前結婚した年に駅から5分のところに住んでいました。風呂のついてない文化アパートで、窓から西宮球場のスコアボードが見えました。ぼくはその頃『阪急ブレーブス』を応援しており、バッターではスペンサーや矢野や長池がおり、ピッチャーでは梶本、米田、足立が活躍していました。(記憶間違いがあるかもしれません)野球場の外野入口から内野入口のほうにぐるっと歩いて、球場入口近くのお風呂屋さんに行きました。
ときどき『西宮競輪』があり、ジャンパー姿のおじさんがホームにあふれ、駅周辺の雰囲気がガラリと変わりました。また西宮北口駅はその頃今津線と神戸線が直角に交わっていて、駅を発車したすべての電車が「ガタガタン、ガタガタン」と独特の音を立ててその交点を通過しました。どこに行くにも便利な駅で、ある夕方ふっと「奈良に行こう」と思い立ち、猿沢の池近くの旅館に泊ったこともあります。
きのうは兵庫芸文センター管弦楽団定期演奏会があり、西宮北口に行ってきました。三木から行くのはやはり車がいいです。1時間20分で芸文センターの駐車場に着きました。早く着いたので阪急ガーデンに初めて行き、食事をしました。西宮北口の南出口あたりはゴミゴミした感じでしたが、野球場がきれいな商業施設になっていてびっくりしました。
音楽会は、佐渡裕が指揮し、中国の13歳の天才少年“牛牛(ニュウニュウ)”くんがピアノを弾きました。それにしても< ストラビンスキー:組曲「プルチネルラ」 / ショスタコーヴィッチ:ピアノ協奏曲第1番 / ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 / ファリャ:「三角帽子」第1・2組曲 > というプログラムで、三日間の定期演奏会はチケット完売!
「牛牛」はギュウギュウと日本語読みすると焼肉屋さんみたいな感じになってしまいますが中国語読みはいいですね。「ニュウニュウ」くんはまだ乳の香がとれないような少年ですが、ピアノはうまかった。『パガニーニの主題による変奏曲』で、あのなじみ深い18番変奏が流れたときはきれいな音に涙ぐんでしまいました。
実は「田舎暮らしをするようになってもときどき音楽会には行こう」と道子さんと話し合い、神戸の音楽会などに出掛けるつもりにしていました。でもこの4年半の間に出掛けたのは、オペラ『魔弾の射手』、ヘイリーの歌、北西ドイツ交響楽団の演奏会など数回しかありません。ちょっと少ない。そこで芸文センター管弦楽団の定期演奏会シリーズのチケットを購入したのです。10回シリーズで毎月あります。この日は早目に出掛けて、阪急ガーデンの本屋さんに寄ったりショッピングをしたり食事をしたりして音楽を聴く日にします。
ときどき『西宮競輪』があり、ジャンパー姿のおじさんがホームにあふれ、駅周辺の雰囲気がガラリと変わりました。また西宮北口駅はその頃今津線と神戸線が直角に交わっていて、駅を発車したすべての電車が「ガタガタン、ガタガタン」と独特の音を立ててその交点を通過しました。どこに行くにも便利な駅で、ある夕方ふっと「奈良に行こう」と思い立ち、猿沢の池近くの旅館に泊ったこともあります。
きのうは兵庫芸文センター管弦楽団定期演奏会があり、西宮北口に行ってきました。三木から行くのはやはり車がいいです。1時間20分で芸文センターの駐車場に着きました。早く着いたので阪急ガーデンに初めて行き、食事をしました。西宮北口の南出口あたりはゴミゴミした感じでしたが、野球場がきれいな商業施設になっていてびっくりしました。
音楽会は、佐渡裕が指揮し、中国の13歳の天才少年“牛牛(ニュウニュウ)”くんがピアノを弾きました。それにしても< ストラビンスキー:組曲「プルチネルラ」 / ショスタコーヴィッチ:ピアノ協奏曲第1番 / ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 / ファリャ:「三角帽子」第1・2組曲 > というプログラムで、三日間の定期演奏会はチケット完売!
「牛牛」はギュウギュウと日本語読みすると焼肉屋さんみたいな感じになってしまいますが中国語読みはいいですね。「ニュウニュウ」くんはまだ乳の香がとれないような少年ですが、ピアノはうまかった。『パガニーニの主題による変奏曲』で、あのなじみ深い18番変奏が流れたときはきれいな音に涙ぐんでしまいました。
実は「田舎暮らしをするようになってもときどき音楽会には行こう」と道子さんと話し合い、神戸の音楽会などに出掛けるつもりにしていました。でもこの4年半の間に出掛けたのは、オペラ『魔弾の射手』、ヘイリーの歌、北西ドイツ交響楽団の演奏会など数回しかありません。ちょっと少ない。そこで芸文センター管弦楽団の定期演奏会シリーズのチケットを購入したのです。10回シリーズで毎月あります。この日は早目に出掛けて、阪急ガーデンの本屋さんに寄ったりショッピングをしたり食事をしたりして音楽を聴く日にします。