古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

大いなる何かに守られて 〈いま・ここに〉 います。

2012年03月02日 05時31分21秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
「6年前、不動産屋さんに見せてもらったあの家は、いまどうなっているだろう」
 田舎暮らしをしようと、空き家を探してまわったときのことをときどき思い出します。きのうは道子さんの耳鼻科医院につきあい、帰りに神戸電鉄の『えびす駅』方面でそんな家に寄ってみました。
 2006年に見せてもらった空き家は、そのままで残っていました。家の前で畑をつくれるし、家を建て替えればあそこでも田舎暮らしはできたでしょう。
 あのときは、もうすぐ70歳。古希。とにかく早く田舎暮らしの場所を決めたい。焦っていました。でもこの写真の空き家に住むことにはならなかった。そんな強い印象の空き家がいくつかあります。そしていまの田舎暮らしがある。裏山。畑。眺望。人情。申し分のない時間に感謝します。
 よかったなー。自分の思惑を超えた、大いなる何かにみちびかれて、いまの時間があるのでしょう。
 4年前いまの畑を借りることになったとき、ホンダのFF500という耕運機を買いました。よく働いてくれ、いまも快調です。毎年エンジンオイル・ミッションオイルは換えてもらっています。でも4年も使うとさすがに耕運機の『爪』の先が少し丸くなってきました。まだしっかり耕せるし、2年くらいはこの『爪』で使えるでしょうが、そんなときに考えてしまいます。
 あと2年たつと76歳。そこで『爪』を交換してその先何年畑を耕すだろう。耕運機を駆使する時間はだんだん短くなるだろうし。それだったらいまのうちに交換して、ぐいぐい耕すほうがいい。
 まだ60歳代だったとき『むーな村』で使っていた耕耘機『ピコ』は、自分でエンジンオイル・ミッションオイルを交換し、爪も自分で付け替えていました。ボルトが固くて立ち往生したこともありましたが、業者に頼もうとは思いませんでした。でもいまは2万円近い費用がかかっても、業者に頼むほうを選択します。
 
コメント (2)
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