軽トラは便利ですね。東条町のコーナンに買物に行き、バラス(ぬかるみにまく)、芝生(裏山に敷こうと思う)、肥料や土、苗などを、道子さんもぼくもそれぞれ思いつくまま勝手に買い込んで積んだところです。安いものですから数千円もあれば大丈夫ですが、「車に積めるかな」と心配しなくていいのがうれしい。
「70歳を過ぎてから軽トラの新車なんか買ってどうするんだ」と思いましたがこんなに愛用するとは。
きのうは別のことを書くつもりだったのに「竹薮を退治しなくては」という話になってしまいました。どこの田舎に行っても竹薮が目についてしまいます。先日宮津に行ったときも山すその竹薮に「あーあ、ここも竹薮に侵食されてる」と思ってしまいました。「竹やぶの侵食」と打ち込んで検索すると竹やぶ退治に奮闘しておられる全国各地の人々の活動がいっぱい出てきます。
裏の竹やぶの竹を切って三年目になりますが、今年は100本も切りませんでした。裏山を見上げて、「これだけ里山風の空間ができたから、ま、いいか」と植えた木の手入れをしただけでした。でも5月6月になるといっぱいタケノコ(真竹の)が出てきます。それを、孫に手伝ってもらって蹴飛ばしても、あちこちに笹の茂みのような塊りが生えてきます。これを放置すると根が養分をたくわえ、また立派な竹が生えてきます。
裏の山を竹のない里山にするには、切った竹の根を掘り出し、あるいは生えてくる竹を5年間すべて切りつづけ、根を枯らすしかありません。周囲の竹やぶから伸びてくる根はすべて止めることを前提としての話です。でも実際は周囲からの根の侵攻は防げません。つまりいまは里山になっても一年放置すればまた竹やぶに戻ってしまうということです。
でもぼくの生きて体の動く間は、少しでも里山らしくしようと思います。徒労ですが、しばし里山をたのしむ。それでいい。