畑の入口に一株のクララを植えているのですが、6月頃に花が咲き、細長いサヤができて、9月になって豆を収穫しました。1円玉と比べると米粒ほどの豆であるのがわかります。一昨年は秋にこのクララの豆(種)を播いて、発芽することを確かめました。
しかし「長野県の安曇野でクララを育てるくらいだから冬も大丈夫だろう」と外に置いてたら苗が姿を消してしまいました。そこで去年は春になってからクララをポットに播き、苗を育てました。順調に育った苗をあげた人もあり、我が家でも山と畑に植えて、数株は定着しそうです。
(宿根草なので次の年から勝手に生えてきます。そして根がどんどん大きくなります。この根は漢方薬として使われます)
今年は種を「試し播き」して発芽を確かめて、関心のある方に種をお渡しして育ててもらおうと思います。
クララの種はそのまま播いて水をやっても発芽しません。一粒一粒をラジオペンチなどで挟み、カッターか千枚通しで傷つけます。それをポットに播いて水をやれば10日ほどで芽が出てきます。
「雨降らしの神さま」が龍神さまに声をかけて願いを叶えてくださったのか、畑がしっとりいい感じになりました。もし雨が足りなければ、しまい込んだホースを出して畝間潅水しなければならないと思っていましたが、大丈夫です。しかも100ミリは降ったと思うのに、土が吸い込んで畝間にたまらず、きのうも畝間を歩けました。
ありがとうございました。