古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

畑の「肥料入れ」容器には6年間苦労してきました。

2014年09月30日 01時23分52秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                   
 高さ60センチの畦波板を3枚円筒形につないだ「肥料入れ」が3っつ並んでいます。この円筒形容器を思いついたのは6年も前のことです。でもここまで使いやすくするのに6年かかりました。ま、その苦労をきいてください。
 最初は刈った草を入れて、ワラ・鶏糞・発酵促進剤(香蘭)や土を入れて発酵させ、「堆肥」にすることに挑戦しました。ふたは竹の棒を井桁に渡してブルーシートをかぶせました。シートは風で飛ぶし、雨水でへこむし、発酵しても容器が大き過ぎて切り替えしができません。堆肥づくりは失敗でした。
 次にワラ・燻炭・モミガラ・肥料袋などを入れる容器として使いました。ブルーシートでは雨水が入るので構造合板でふたをつくり、それを塗装してかぶせました。しかしこれは失敗でした。6尺×3尺の合板1枚ではふたができず、2枚をつながなければなりません。ふたが反り、つなぎ目から雨水が入り、腐食もしてしまい、不十分な利用しかできませんでした。
 そこで2年前にはトタンの波板でふたをつくることにしました。それが現在のふたです。それも作ったときは波板が上になるように使用したので、すき間から雨水が入ってしまいました。また円筒形のまわりに草が生え、それを刈るのが一苦労でした。マムシを刈ったのもこの容器のまわりです。
 このようにあれこれ思案して、このたびやっと「これで大丈夫!」というところに到達しました。
 まず円筒形容器のまわりに防草シートを敷きました。これで容器のまわりは草を刈らなくてよくなりました。ふたは、逆さにかぶせて使います。「波板が上になるようにして、雨を流さねばならない」という固定観念が邪魔をしていました。ふたの上はいつも湿っているのでなく、雨がやめば乾いてしまいます。枠の木が腐食して使えなくなるのはずっと先になるでしょう。
 もう一つ困っていたのが強風や台風でふたが飛んでしまうことでした。ブロックや石をのせたり、地面に曲げた鉄筋を打ち込み、ヒモでふたをとめていました。ですからふたをあけるのは面倒でした。それをもっと簡単にあけられるようにしました。バンジーゴムという両端にカギのついたゴムを使います。これを円筒形の4角の地面に杭でとめておき、ふたの中央で対角のゴムと引っ掛けられるようにしました。これで強風に耐えられるはずです。
 苦労をきいてもらい、ありがとうごさいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする