古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

インパール (2) 無責任体質は変わらない。

2017年12月12日 02時20分12秒 | 古希からの田舎暮らし
 きのうのブログで、インパール作戦を強引にすすめた牟田口廉也を、兵士たちが憎んでいることを書きました。人を人とも思わない、自分の功名だけをねらった、無謀な作戦でした。部下がことごとく反対しました。それでも10万の将兵を動かす大作戦は実施された。数万の将兵が死んだ。
 牟田口が強い独裁者で「インパール作戦」をやったのではない。この作戦を認可した(上)がゾロゾロいた。第15軍司令官 ⇒ 南方軍司令官 ⇒ 陸軍参謀本部 ⇒ 東条総理大臣(この当時東条は、陸軍大臣/参謀長を兼務して権力を一手に握っていた)という指揮系統の、現実を直視しない、認可があったのだ。反対者には「あいつ(ムタグチ)の念願だ。やらせてやってくれ」と情実もからませて。
 そんなことで認可した指揮系統が問題だ。だれも責められないように予防線を張る。だれも責任を引き受けない。牟田口だけを悪者にして非難の標的に仕立てる。
「ムタグチ憎し!」の声の陰でのうのうとしている。
 あの森友学園問題だって、教育勅語を幼児に暗誦させる教育に感激して、バックアップしたにちがいない。でものらくら逃げる。カゴイケとかいう人はさぞ歯がゆいだろう。
 あのときの体質は全然変わっていない。それが問題なのです。
 イイワケならなんぼでもする。でも「あの人は立派だ。責任をちゃんとわきまえている」という人は現われない。現われようとするとつぶされる。昭和19年と平成29年はいっしょ。
 情けない!
 
 畑に干している黒豆の枝を家に持ち帰って、コタツでサヤをむいています。まだ乾いてない黒豆もありますが、むいてから干します。そんな夜なべ仕事にはまりそう。20日頃に稲こき機を借りていて、脱粒するつもりでした。でも10日ほどの夜なべ仕事で全部脱粒できそうです。
 5時には外仕事ができなくなります。夜は長い。やるしかないな。
 
コメント
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