古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

またまたスマホで撮ってブログにアップします。

2017年12月26日 20時27分46秒 | 古希からの田舎暮らし

 この写真は旧の字(アザ)で「高山」と呼んでいる数軒の家へのアクセス道路です。我が家もその数軒の中にあります。左の小山の落ち葉が道路の両脇に積もっています。道端の山の笹は道路にかぶさっています。
 道路の年末清掃は数軒のみんなですませたのですが、その後また落ち葉が積もってしまいました。
 きれいな道路で新年を迎えたい。
 今日は天気もいいし、道子さんとぼくで、この道路を清掃することにしました。まず左の山すそを刈ります。草刈り機の歯を山林用に付け替えて、刈っていきました。笹が逃げるので時間はかかりました。その後道子さんがサラエ(ホームレーキ または がんじき または 熊手)で溝の落ち葉を上げていきます。それを集めて山の方に捨てていきました。途中から「高山」の人も手伝いに来てくれました。
 
 きれいになった道路です。清清しい新年が高山にもやってくるでしょう。
 
 たしか70歳になった頃、鳥取で同窓会があって帰省しました。そのとき妻を亡くしたある友が「70歳を過ぎて夫婦とも元気なヤツは幸せだ」と言ったのを覚えています。落ち葉掃除をしながらその言葉を思い出しました。
 69歳のときぼくらはこの地に移り住みました。畑仕事をし、裏山を里山にしようと竹を伐り、丸11年が過ぎました。ぼくは80歳になり、道子さんは76歳になりました。
 そして今も二人が元気に、こんなふうに道路の掃除をできる。
 ありがたいことです。
 今年はいろんなことがありました。3月にはぼくがインフルエンザにかかり、そのあと道子さんが不明熱で数日入院し、母を施設に預かってもらい、5月には一番下の弟が68歳で急死し、6月には親友が大動脈解離で突然死しました。道子さんが大切に大切に育てたイチゴがごっそりアライグマに食われ、アライグマを2匹捕獲し、サツマイモをかじるネズミを7,8匹捕まえ …… 。
 今年もあと数日。裏山の祇園さん愛宕さんの祠に正月飾りをつけ、龍神さまにも一年のお礼をいおうと思っています。
 スマホもいいけど、自分の手足で土を耕し、葉っぱを片づけ、歩いて祠にお参りし、年末掃除をする。
だれか、なにかのために、体を動かし、土や木にさわる。
 人生の午後、夕方、たそがれを、そんなふうに生きる。しあわせです。
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また「スマホ」で写真を送りました。

2017年12月26日 01時00分55秒 | 古希からの田舎暮らし
 街に買い物に出た帰り、金屋町のローソンに寄ったときに、スマホでエノキの写真を撮りました。根元にお地蔵さんが乗っている樹です。「もう一度、スマホで写真を撮って、メールでパソコンに送り、それをブログにアップしてみよう」と思ったのです。

 できました。この写真です。
 同じような年齢の人と電話で話してたら「〈スマホ〉にしたけど物凄く面倒で、わけがわからん。すぐに〈ガラ携〉にもどった人がいる」だって。この話、わかるわかる。もう3年もしたらぼくだって、スマホに絶対手を出さなかった。
 今年でよかった。写真を送れた。カメラを持たなくてよくなった。話のついでにスマホをとり出し、パッと写真を見せ、田舎暮らしの話ができる。パソコンに向かわなくてもネットで調べられる。
「ぼくのスマホ」の前途には、まだまだ幾多の困難が待ち受けるでしょうが、いまならなんとか乗り越えそうです。
 でも世の中がこれ以上進化しても、もうついていかんとこ。
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