寒いと外に出る気になりません。

　家の中でちょっと動くときは、膝痛を意識してしまいます。気軽に動けない。「動く」前に立ち上がり、膝痛の程度をたしかめて、動き出します。家の中では１０歩も歩けば目的地に着きます。また座る。すると次に立ち上がるときを意識しないといけない。
　というようなことで、動くのが面倒になります。
　外仕事ではずっと立っている。そして気軽に動ける。だから外に出て仕事をすれば気軽に動けます。きのうは、たき火用のベンチ材料にキシラデコールを塗りました。塗る動作をしているときは膝の痛みなんか全然意識しません。
　いまは乾くのが遅い。材料を組み立てるのは土曜日まで待ちます。
　外仕事で次に必要なのは、裏山に植えた樹樹の寒肥です。ツルハシで軽く掘って、鶏糞を入れていきます。一気にやるのは無理です。３０本超あるのでぼちぼち。
　外仕事をする気になれないのは「寒さ」のため。山陰の雪国育ちで、寒さにひるむことはありませんでした。しかし膝痛と寒さと寄る年波で、外仕事の意欲がなくなってしまいました。
　一旦外に出ると惰性で動くのですが、「よし！　やるぞ！」という決断力が衰えてしまった。
　もう一つ、外仕事に対する「使命感」が消えてしまった。使命感といえば大袈裟ですが「あれをしないといけない」という思いは、仕事の源動力です。それが消えた。
　もともと、どうでもいいような「仕事」ですから、使命感が消えると仕事をする気力が消える。動くのがとてもしんどくなる。
　
　どこまでいっても年寄りの繰り言になります。ではこのへんで。