古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

裏山の祠〈愛宕さん〉の参拝日でした。

2024年07月24日 22時19分58秒 | 古希からの田舎暮らし
 7月24日は裏山の祠〈愛宕さん〉の参拝日です。夕方6時に軽トラでお参りしました。今年は、〈高齢の老人疲労&気力の衰え〉で、山頂まで登るのがしんどい。参道登り口で拝がみました。

 山頂への道は落ち葉をきれいに掃き清めてありました。毎年上まで登っていましたが、今年は入り口でお参りして、下の道路で「おしゃべり」に加えてもらいました。夏の夕方、「ああ、田舎だなあ」という風景です。

 山すそで、村の方々と〈とりとめのないおしゃべり〉をする。チビチビとコップ酒を飲んだりして。仲間に加えていだだき、ありがとうございました。一時間ほどで帰りました。
 当番の方が、祠にお参りする心得をプリントにまとめておられました。昭和23年頃の祈願の中身がわかります。引用します。

〇 7月14日 …… 祇園まつり 「疫病消除、豊作祈願」の祭礼 
           豊作祈願・虫送り(稲の害虫〈ウンカ、イネツトムシ・カメムシなど)駆除は神頼みでした。)
〇 7月24日 …… 愛宕まつり 「火伏(火よけ)祈願の祭礼、虫送りもしていた」。
  山頂の祠のまえで火を焚き、全員境内に集まり、参拝して、麦わら松明(各自一束持参して)
  燃え盛る麦わら松明を振り回して虫送り、たき火を囲んで宴会。子供たちはお菓子をもらって解散する。
  西の隣保  10戸 / 中の隣保  12戸  が参加していた。
    ※ 当時のにぎやかに盛り上がる〈お参りの会〉がしのばれます。私がまだ11歳の子どもの頃の話です。


 
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