古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

野草酵素飲料を仕込みました。

2014年05月02日 02時57分26秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 世は〈酵素流行り〉ですがうちでは毎年春と秋に野草酵素飲料を仕込んでいます。いろんな酵素が商品として売られている中で、「手作り」の野草酵素飲料は一番おいしく、体のためになります。
 きのうは朝から野草を採集してざっと洗い、ざっくり刻んで漬け込んでいきました。
 裏山で道子さんは時間をかけて木の芽も採集し、畑では穂が出てきた大麦なども採り、蛇が池の土手にまわってスギナやクズの芽を採り、50~60種くらいは採ったでしょうか。今年は蛇が池の土手の下が飛び火で焼けたので、ふだんわからない地形がわかり、クズとスギナだけがびっしり生えています。それをザクザク採ることができます。
 大雨のあとなのでどの野草もシャキッとしてみずみずしいです。先日は芦屋に暮らす友だちが野草採集にやってきましたが、いまなら土手の草刈り前なのでどこでも野草が採れます。5月になるとカラスノエンドウは盛りを過ぎますが、柿若葉など木の芽が採り頃になります。
 で、これが仕込み作業の写真です。
                             
 体重計にペール容器を乗せ(野草と砂糖の全量をちゃんと入れたか確かめるため)、 / 食卓で野草を刻んで1キロ入れ / 次に砂糖を1キロ入れ / を10回繰り返します。
 今年は「あんな事故があったし無理かな」と思っていましたが、道子さんはコルセットをしたまま動けるのでぼくが手伝って無事に仕込みました。毎日素手でかき混ぜ、一週間で野草酵素飲料が出来あがります。
 この野草酵素飲料に、うちでは『ゆこう』の搾り汁を加え、炭酸水で割り、氷を入れて冷やした水筒を持って畑に行きます。夏の畑仕事の合間に、これを一口飲むと、ほんとに「生き返ったような」気持ちになります。
 体の動く間は作りつづけようと思います。なおネットで調べるとき「野草酵素飲料」だけだと商品がずらっと出てきますから「手作り」と付け加えて調べます。
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『昭和陸軍の研究』を読み返したくなりました。

2014年05月01日 04時14分13秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 「日本国憲法第9条をかかげて生きる日本国民にノーベル平和賞を!」と日本の主婦の方が申請してノーベル委員会に一つの候補として受理されました。『日本』という国がこの地球上にあることが<平和を希求する世界の人々になにがしかの勇気をあたえている>としたら、受賞に値します。素晴らしい発想と行動力に敬意を表します。
 このとりくみに賛同するサイトに「反対する人たちの書き込み」がいっぱいあって、この数日あちこちのサイトを覗いて、それを読んでいます。書き込んでいる人は、まともに議論したいのでなく、一方的な「きめつけ」と「ののしり」で非難しています。おそらく特定の人たちがそんなことをずっとやっているのでしょう。「そんなことを毎日続けていたらどんな心持ちになるだろう」と思ってしまいます。
 去年の秋10月、広島の叔母を見舞いに出掛け、原爆資料館を見てきました。入館料50円に「世界の人々の心に届きますようにと願う《ヒロシマ》の気概」を思いました。ヨーロッパ系の若者の姿を館内でよく見かけました。はるばる出掛けてきた若者たちは、ここに来て、見て、帰って、なにかを伝えるでしょう。
 この国の現実の政治は、緊張の高まるほうへ、キナ臭いほうへ、曲がろうとしています。
 保坂正康の『昭和陸軍の研究』を読み返してみたくなりました。

 ホームセンターのナフコに、建築材の端材が売ってありました。重たい柱の切れ端です。150円×2。この端材二つを脚にしてベンチを作ってみようかな。雨の日に小屋で作り、キシラデコールを塗って、山に置いたところです。
                           
 指物師のようなキッチリした仕事は苦手ですが、こんな大雑把な大工仕事をしているとしあわせです。
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