古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

〈アルバム作り〉はしんどい作業です。

2022年08月15日 03時09分42秒 | 古希からの田舎暮らし
〈認知症〉には「むかしのでき事を思い出すのがいい」といいます。ぼくらであれば〈昭和レトロ〉がいい、とか。でもそんなむかしのものは全部処分しました。〈田舎暮らし〉をはじめたとき、そこから人生を再スタートしたつもりでした。それまでのモノはすべてゼロにして。それでも過去とつながっていることを意識します。
 しかし、田舎暮らしをしっかり思い返そう。そのための手がかりとして〈コメント付きアルバム〉をつくろう。という気持ちでとりかかった作業です。
 2006年(田舎暮らしを決意し、土地を買い、家を建て、引っ越した年)/2007年(田舎の新しい家にウッドデッキをつくり、家の大工仕事をし、村になじもうとした年)/2008年(大豆畑トラスト=むーな村から、一反三畝《400坪》の畑を借りて思い切り畑仕事をしはじめた年)/2009年(小屋を建て、ブログを書きはじめた年)/2010年(裏山の竹を伐り頂上にたどりついた年)/と5年分の写真(各年40枚)を選んでプリントしました。そして3年分のコメントをつけました。
 この作業はたのしいかと思っていましたが、思いのほかしんどい。ブログを書く時間もなく、気力もなく、コメントつけに精を出しました。ボチボチやろう。と思うと全然すすみません。やるなら〈一気=イッキ〉です。
 とりあえず5年分は完成させます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3年ぶりの、我が家のBBQ

2022年08月14日 21時39分41秒 | 古希からの田舎暮らし
 三木の田舎で暮らすようになってから、毎年二度/三度と、ウッドデッキでBBQをしてきました。おじいさんおばあさんも、子や孫も、このBBQをたのしみにしていました。ところがコロナ騒ぎ。なんとはなしに、やめていました。
 このたびは「やっぱりBBQしようか」という空気になり、今日3年ぶりにやりました。

 まえのBBQコンロは穴があいたので買い替えました。
 食べてはおしゃべりして、いつものたのしいBBQになりました。
 孫が子どものときは暗くなってからデッキで花火をしていました。「大学生や高校生になってから線香花火でもないか」とおじいさんおばあさんは、ホームセンターで見かけても花火を買いませんでした。しかし子たち孫たちは「買ってあるかな」という気だったそうです。ちょっとだけ持参してきた花火をしました。

 コロナでちょっと調子がちがいましたが、間もなく普通のペースにもどってくるでしょう。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴミ・ステーションの草を燃やしました。

2022年08月11日 19時02分43秒 | 古希からの田舎暮らし
 昨日刈った草は乾いたでしょう。午後、草を燃やしにゴミ・ステーションに行きました。よく乾いています。レーキ(ガンジキ/サラエ/熊手)でかき集めて火をつけました。風の方向もよく、短時間で燃えました。
 
 街だと草に火をつけるわけにいきませんが、田舎では燃やしていいようです。草を刈ったあとがきれいになりました。
 道子さんは、ぼくが草を刈ったり燃やしたりする間に花壇の手入れをします。この村に引っ越してから、道子さんはゴミ・ステーションに小さな花壇を作りました。ゴミ収集車が止まる先のほうに。ささやかなボランティアです。
 この夏は、時間をかけて手を入れたので草ぼうぼうでなく、こじんまりした花壇になっています。

 ゴミス・テーションのブロック塀のそばには、石ころみたいな像がセメントでとめてあります。なんとなく、ずんぐりした仏さまのようにも見えます。村の方にきいたのでは、〈大日如来〉ですって。
 それなら「お花を供えて拝みましょう」。ということで道子さんはずっとお花の世話をします。村の人の中にゴミ捨てにきて、仏さんに手を合わせる人もいます。

 道子さんは家から花を持ってきて、大日如来にお供えしたり、水をかえたりします。花の種も播きます。
 いま酒米の山田錦は田んぼに気持ちよく広がっています。稲の穂が出るまえの緑の〈広がり〉を眺めているといい気持ちです。

 10日が三木のブドウの発売日で、朝様子を見にいきました。9時頃から受け付けるのに、7時頃から並んでいた人もあるそうです。三木のブドウを送る人があるのでゲットしたいのですが、うまくありつけるかなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜中に〈思い出アルバム〉をつくっています。

2022年08月10日 23時35分02秒 | 古希からの田舎暮らし
 山陽病院に行く日です。朝行ってみると、いつもの駐車場は満車で、離れたところに誘導されました。夏休みに入ってからPCR検査で人がいっぱい来ているとか。世間の騒ぎが伝わってきました。
 午後はゴミ・ステーションの〈ボランティア草刈り〉をしました。

 いつもの写真です。草は片づけないでこのまま干して、明日の午後集めて燃やします。
 草刈りから帰ってきたら5時過ぎ。前の畑の水やりをしなくちゃ。でも「行く気にならない」。「水やりに行こう」と思うけど動かない。そうか。草刈りをして体力をつかったし。あと2カ月で85歳だし。ま、水やりはいいか。よくないけど〈いい〉にしました。

 認知症になったときを考え、思い立ちました。〈思い出アルバム〉がいいではないか。いまのうちに写真と文章をつくっておこう。
 そんな作業をしていることを書きました。しかし実は2009年のアルバムしか完成していません。いま手掛けているのは2006年です。デジカメのむかしの写真はパソコンとともに処分してしまったみたいで、2006年からしかありません。
 今夜は2006年のアルバムを作り上げました。2006年は、思い出の多い年です。ぼくは69歳/道子さんは65歳。神戸市西区神出の〈大豆畑トラスト〉が充実しているときでした。
 ぼくらは田舎暮らしを本気で考えはじめました。そして、あてにしていた神戸市北区の空き家が、向こうの親族会議のあと手に入らなくなりました。それからが大変でした。田舎の空き家を探しまわりました。
 北は福知山線の谷川駅付近から篠山/社/西脇/小野/三田/神戸市北区/淡路島/とあちこちの空き家を不動産屋さんの案内で見てまわりました。写真も一冊のアルバムができるほど撮りました。不動産屋さんに「満足のいく空き家なんてありませんよ。一千万円ほどで家が建つから土地は安いし、そちらを考えてはどうですか」と案内されたのがいまの土地でした。
 いっぺんに気に入って、家を建てることになり、あれこれあって、家が建ち、12月に引っ越しました。
 波乱万丈の年といってもいいか。その一年をアルバム風にまとめて、文を書いていると、思い出すことがいっぱいあります。
「ああ、脳が活性化するかも」という気がしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は〈焼きナスの日〉でした。

2022年08月09日 18時43分51秒 | 古希からの田舎暮らし
 道子さんのつくる夏野菜は、今年ことに出来がよくて、キュウリは「人にもらってもらったり」/「キュウちゃん漬けにしたり」、ナスビもオクラもトマトもよく食べています。よくとれたナスビを剪定することになり、全部とった大小のナスビを焼くことにしました。

 ナス焼き係はぼくです。西日のあたる田舎の風景を見ながら、大小のナスビを焼きました。焼きナスは冷凍しておけば、味噌汁に入れたり、いろいろ食べられます。それがまた、おいしい。
「ナスビは焼いたらうまい」というのはだれが言い出したのか。「秋ナス」がとれるようになったら、また焼きナスだな。
 
 長らくBBQをしていません。BBQをする場所には恵まれています。ウッドデッキで田舎の景色を見ながらやってもい。裏山の花見デッキかお休み処で緑にかこまれてやってもいい。たき火場で、炭火で、野菜と焼き芋くらいを、BBQ気分で食べてもいい。
 老人ですし、道子さんは肉をあまり食べないし、魚やソーセージくらいでやれるでしょうけど、この3年くらいやっていません。今年は「BBQ]しよう」と子たち孫たちから声がかかり、お盆にデッキですることになりました。前のコンロは穴が開いてしまったので、昨日はコンロを買いにでました。 ジャーン!

 BBQコンロが出番を待っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予約の歯医者さんにちゃんと行きました。

2022年08月08日 21時35分34秒 | 古希からの田舎暮らし
 予約を変更してもらった歯医者さんに、今日はちゃんと行きました。次の予約を忘れないように、カレンダーに書き込みます。カレンダーは毎日見るようにしているのですが、数日前にメモをドアに貼るつもりです。
 旧〈豊地農協〉の前には「8月10日からブドウを発売します」と掲示が出て、テントが張ってあります。三木のブドウ・シーズンのはじまりです。兵庫県のブドウ生産では三木市が一番だそうです。人に送ったり、自分が味わったり、これから9月のおわりまでたのしめます。三木は〈いいところ〉ですなー。
 
 認知症予防のために「一年ごとに写真40枚にコメントをつけてファイルにする」と計画を立てて、インクジェット紙にプリントしているのですが、手はじめに2009年のファイルを作ってみました。2分冊になりました。一年間の写真の中から40枚を選んでプリントしました。一枚ごとにコメントをつけて、見開きになるようファイルしました。これが15冊(15年分)できると、たのしめる気がします。写真を見ると、瞬時にいろんな思い出が浮かんできます。文章は〈誘い水〉です。
 それが将来の認知症抑制が効き目がある気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

植えた樹木の剪定をしています。

2022年08月07日 18時26分11秒 | 古希からの田舎暮らし
「樹木の剪定は冬がいいといいますけど、8月もいいんですよ」と〈おさるさんのお父さん〉にきいたことがありました。ネットでチェックしたら8月というか夏の剪定は〈軽剪定〉がいいそうです。でもぼくはかなり重剪定をしています。「ええんかなあ」と思いながら。
 樹は30本超植えています。植えたのは小さい苗木でした。ひたすら「竹藪に負けるな。根を張れ。枯れるなよ。高く、太く、なれよ」と願っていました。その樹を剪定する。そんな日が来ることを考えていませんでした。
 ところが、先日、オオデマリ、コブシ、友禅欅、の太い枝を切ったら、なんと! スッキリ見えます。苗木を植えてもう15年近くなるのだから、剪定してもいい頃です。
 今日は萌ちゃん一家がしばらくぶりに、顔見せに来てくれました。長くならないようお茶だけで帰りました。
 
 今日も焼き芋をしました。大きなダッチオーブンですからサツマイモが多く入ります。中サイズの芋が九つ入りました。たき火をしながら、樹を剪定した枝葉を燃やしました。
 汗だくになりながらのたき火です。でもまたたき火をしたくなる。焼き芋をしたくなる。
 そのうち秋になって、今年のサツマイモがとれるようになる。一年中焼き芋だ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真夏の/たき火/焼き芋!

2022年08月06日 18時59分33秒 | 古希からの田舎暮らし
 電撃殺虫器(誘蛾灯)を設置するまでは、裏山に『山繭蛾』が生きていることを、知りませんでした。クヌギやコナラの樹木があるとその葉を食べて繭をつくるそうです。山繭の繭でつむいだ糸は特別上等ですって。
 今朝、電撃殺虫器の前の床に、山繭がとまっていました。

 山繭蛾の成虫は口が退化して、何も食べないそうです。だから成虫は長く生きられません。見つけても、飼うこともできません。

 先日スーパーに買い物に行ったとき、サツマイモを買ってしまいました。〈真夏のたき火で焼き芋〉もいいかも。今日は早速たき火をして焼き芋をしました。外はどうせ暑いのです。少々熱くなっても汗かくだけ。たき火もいやな気分ではありません。
 燃やすモノはあるし、汗かきながら1時間たき火のお守りをしました。
 そして焼き芋はやっぱりおいしいです。
 また、たき火/焼き芋/をやりたくて、夕方買い物に出たとき、サツマイモを買ってしまいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歯医者さんの〈思いやり〉に感謝です。

2022年08月05日 07時52分39秒 | 古希からの田舎暮らし
 8月2日は歯医者さんの予約日で、カレンダーに記入してシールを貼っています。ところが何に気をとられたのか、二人とも完全に忘れていました。5日の今朝になってからカレンダーを見て、予約日をパスしてしまったことに気づきました。
「カレンダーに書いてたのに、どうして忘れたんだろう」 / 「忘れたことに今朝まで気づかなかった」 / 「メモにして貼るのを忘れたらおしまい」 / 「仕方がない。電話で日を決めてもらってメモを貼ろう」 ……
 電話して「今日の3時30分に来てください」と予約を入れてもらいました。道子さんはすぐにB5版の紙にマジックで大きくメモして、ドアに貼りました。昼ごはんを食べて、歯を磨いて、行く用意をして、待機していました。家を出る3時が近づいてきた頃、空が暗くなり、雨が降り出しました。しとしと降りでなく、雷が鳴り、土砂降りです。
 歯医者さんから電話が掛かってきました。
「雨がひどいから無理して来られるのはやめてください。予約を変更しましょう」
 年寄りにやさしい気づかい。他日に予約を入れてもらい、すぐにメモをドアに貼りました。今度は忘れないようにします。

 お昼は11時からテニスの試合をパソコンで応援しました。大阪なおみとガウフ(アメリカ)の試合です。負けました。どう見ても勝ちめはありませんでした。プロの試合で、3カ月もブランクがあったら、練習も気力も充実していないと勝てません。ほどほどに応援します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

床の「ワックスがけ」をしました。

2022年08月04日 23時00分49秒 | 古希からの田舎暮らし
 昨日雨が降ったので今日は/畑/花壇/裏山/プランター/の〈水やり〉から解放されます。なんとなく朝からいい気分です。
 床の〈ワックスがけ〉をいつやったか。〈おぼえ〉がありません。ここ2年間はやってない気がします。
 今日は、床を水拭きしたらすぐ乾くし、〈ワックスがけ日和〉です。リビング・ダイニングの食卓やイスを全部向こうの部屋に移動して、モップで床を二度拭きして、ワックスをかけました。

「ワックスをかけたらどんな感じになるか」忘れてましたが、夜になって床を見て「やっぱりちがう」。感じがいい。そんな手間でもないし、いまならまだ二人の体力で、ワックスをかけられます。半年に一回くらいやろうかな。

 今日、ぼくは外仕事をしませんでした。
 昨日、スーパーに買い物に出掛けて、ぼくはコーヒー(UCCのタンザニアAA=飲みやすい味です)とカミソリを買いました。ついでにブドウを見たら横に〈サツマイモ〉が売ってあります。ちょっと小さめのサツマイモです。焼き芋をしたい気持ちが「ムラムラ!」とわき、買ってきました。暑いときにたき火なんて「どーかしてる」。けど焼き芋はうまいしなー。

 明日の大阪なおみのテニスの試合は、午前11時からです。2回戦に勝つと準々決勝戦になります。大いに期待しています。
 やっぱり応戦するものがあると、〈気持ちの張り〉がちがうなー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪なおみが一回戦を勝ちあがりました。

2022年08月03日 18時10分04秒 | 古希からの田舎暮らし
 女子のプロテニスの試合は、DAZNでしか見られません。(グランドスラムは別です)だから月3000円払ってDAZNが見られるようにしています。ところが全仏オープンの前から大阪なおみの試合がなくなりました。(負けたから)
 あれから三カ月近く〈じっと我慢の子〉していました。今日は久しぶりに「勝った試合」を見ました。やっぱりいいですねえ。試合は3セットにもつれ込みましたが、長い試合をやることは必要です。試合することで調子が出てくるし、感覚がもどってきます。
 さて、2回戦はガウフと対戦します。ガウフは今年の全仏オープンで準優勝しました。(決勝戦で負けた)いま強い、若い選手です。ガウフに勝てば「大阪なおみの力が戻ってきた」と認められるでしょう。勝ってほしい!
 
 今日はもう一ついいことがありました。
 夕方、道子さんにいわれて、ナスビ/ピーマン/を焼きました。コンロを片づけて、「さ、これから前の畑の水やりだ」と野良着に着替えたのですが、なんとなく空が暗い。「ちょっと様子を見よう。その間に電動ウォーカーで30分歩こう」。
 5時過ぎ、電動ウォーカーで歩いていると外がだんだん暗くなり、風が吹きはじめ、雨が降り出しました。水やりしなくてもいい。
 このところ毎日水やりに1時間近くかかっていたので、すいぶんもうけた感じです。龍神さまのお陰だなー。

『ワイマールの落日』を読みおわりました。ひどい話もありますが、引用はやめておきます。〈ヒトラー前夜〉がよくわかりました。あの満州建国では庶民と無縁のところで「さまざまな〈陰謀〉や〈暴力〉や〈かけひき〉をする軍隊」がありましたが、ヒトラー前夜のワイマール時代も同じです。軍隊や政治家の上層部が、そして暴力が、暗躍します。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二つのイスにすわります。

2022年08月02日 20時44分49秒 | 古希からの田舎暮らし
 パソコンや読書で姿勢よくすわるように、スタイル・ドクター・チェアにキャスターをつけました。でも2時間も3時間もすわりつづけると、しんどくなります。ときどき事務用イスにもすわりたくなる。そこで写真のように二つのイスを並べることにしました。

 窓に面したぼくの机は自作です。幅50センチ長さ2メートルあります。電気スタンドは二つ置いています。左右のイスを入れ替えることもできます。夜中に起きて、本を読んだり、パソコンを見たりしますが、そのときの体調によってすわることにします。

 黒い屋根はバード・フィーダーです。そのうえにかぶさるように生えているのが栗の木です。今年は栗がいっぱい実をつけそうです。栗にムシがついたりしてイガが落ちてしまいますが、今年は落ちるイガがありません。ムシがついてないようです。
 実はバード・フィーダーにはスズメたちが飛んできます。スズメたちは飛んでくるとまず栗の木にとまり、それから餌台や地面におります。もしムシが目についたら食います。栗にムシがつかない。
 それで「今年は栗が豊作になりそうだ」。

〈大阪なおみ〉は全仏オープンで一回戦負け。ウインブルドンは欠場。ずっと試合をしていませんが、8月の「シリコン・バレー・クラシック」(アメリカ・カルフォルニア州・サンノゼ)から出場します。8月末のUSオープンは2回優勝していますから、今年もそれをねらうのでしょう。明朝午前9時ごろに試合(一回戦)をします。DAZNで見るつもりです。
 いまの〈フィセッテ・コーチ〉とは組合せもよく、いい成績を残していますが、このたび解任しました。こんな大事なときに解任とは。次のコーチが決まってなくて、当分お父さんがコーチ役になるとか。ええんかいな。ま、とにかく久しぶりに試合を見れます。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

〈畝間潅水〉をします。

2022年08月01日 20時58分36秒 | 古希からの田舎暮らし
「今日は疲れてるから〈水やり〉パスするか」と夕方まで思っていましたが、それにしてもカンカン照り。あつい太陽の光線。
「このカンカン照りで水なしは酷やな」と夕方水やりをしました。
 まえの畑は、向こう側に傾いています。こちらから畝間に水を流すと向こうにたまります。水道で水やりしますから〈流しっ放し〉というわけにはいきません。

 左が落花生の畝、右が大豆です。畝間に少し水がたまっています。
 大豆/黒豆/金胡麻/落花生/夏野菜など菜園はいま花の時季です。花のときは水分が必要です。畝間潅水でなんとか。植物の根はぼくらが思うより伸びてますし。
 水やりが毎日です。きびしいです。夕立ちに期待しているのですけど。

 加瀬俊一の『ワイマールの落日』を読んでいます。ヒトラーが登場するまえのドイツの様子がわかります。ドイツがあのように流れていった事情が少し理解できました。引用してみます。
 ドイツは第一次世界大戦で負けて、多くの相手国から天文学的な数字の賠償を課せられました。屈辱と混乱はひどいものでした。


〇 ドイツ国民が、この「屈辱条約」(戦争に負けて賠償金をとられること)をいかに憎悪したかは、ドイツに住んだ者でなければわかるまい。私(加瀬俊一)はワイマール末期にベルリン大使館に勤務し、ナチスの進出を親しく目撃したので、激烈な国民感情の起伏をよく知っている。私が寄寓していたのは、退役将官の男爵未亡人邸だった。その愛息は優秀な参謀中佐だったが、講和条約調印当日に抗議のピストル自殺をとげた。遺児は14歳の可憐な少年だったが、フランスを不倶戴天の仇敵と信じ込んでいた。  (中略)
 その後(1941年=昭和16年)、私は松岡洋右外相に随行して、数日ベルリンの宮殿に滞在した。寸暇を得て、男爵邸に連絡すると、折よく息子が前線から賜暇帰宅していたので、10年ぶりに再会した。鉄十字章を胸間に飾る、凛々しい青年将校になっていた。それに不思議はないが、熱狂的なナチズム信奉者に変わったのには驚かされた。理由を聞くと、総統(ヒトラー)は敗残無力の祖国を強固に再建し、宿敵フランスを粉砕したではないか、と答えた。

〇 ワイマール共和国には傑出した指導者がいない、といわれるが、その一理由は暗殺の横行である。(第一次世界大戦の)戦後4年間に、右翼の行った暗殺354件に対し、左翼の暗殺は22件であるが、罰せられたのは前者が22名、後者は17名であって、明らかに右翼には寛大であった。ここに時代精神が反映している。


 日本は2.26事件の要人暗殺で大きく軍部がのし上がり、政府を脅しながら戦争へと突き進みました。ドイツは第一次大戦の敗戦後、日本と比べものにならない多数の政府要人暗殺があり、混乱と不安のなかでヒトラーがのし上がりました。それにしても右派の暗殺354件はものすごい数です。毎月何人もの政府要人が暗殺されたのです。
 当時の社会不安の大きさは想像を絶します。ヒトラーの登場。力による、規律・秩序の回復。歴史の流れがわかる気がします。
 
 
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする