以前、これまでに気に入った曲をいくつかご紹介しましたが、中でもシンガーソングライター・
田村直美に出会えたことは私にとって非常に大きなことであります。ってゆ~か曲から声から詞から全てがマッチしてるんですね。そんな田村直美の曲をご紹介!
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あきらめられない夢に
愛を取るか夢を取るか悩み、愛を取ろうとしている相手に対しての自分の気持ちを歌ってるのでしょうか? 「本当は一緒にいたいけど、自分のせいで折角のチャンスを潰してしまうのだけは避けたい」。ある種哀しい歌ではありますが、とても力強さを感じます。
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永遠の一秒
昔宝石の宣伝に使われていたらしいですね。カメリアダイアモンドでしょうか。恋人とのすれ違い、そして破局に向かっていく様を歌ったものなのでしょうか? 「まだ修復は可能なのに、変な意地を張ってしまって段々手遅れになっていく」って感じで。『愛が悲鳴を上げている』って歌詞は言葉回しが非常に巧みだと思いますね。何にせよ曲がカッコいいので個人的にすごい好きです。
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ゆずれない願い
車の名前がよく出てくる
某魔法騎士の初代主題歌。ブルーな時にも立ち直れますね。「海の色が赤く染まってゆく 無重力状態 このまま風にさらわれたい」で主人公三人を表現していますね。まぁ、某魔法騎士んp第一部は何も知らずにひたすら戦い、その中で三人の友情を深めていくってものなんでそれほど歌詞に重みはありません。ゆえに『止まらない未来を描いて ゆずれない願いを抱きしてしめて 色あせない心の地図 光にかざそう』と前へ前へといった内容なんですね。ミリオンを記録し、この曲で紅白にも出場しました。田村直美の代表曲といえるでしょう。
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BLOOD,SWEAT&GUTS
血と汗とガッツ。スポ根の様相を呈しているかと思いきや結構爽やか。頑張っている人に対しての応援ソングといった感じですね。まぁ歌詞に特筆すべきものはありませんが、テンポも速くてメロディーも疾走感に溢れています。
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Careしてあげて
なんかのCMに使われてた記憶がありますが・・・。イントロのギターとホーンセクションのセッションが印象的でメロディーもポップな感じなんですが、実は哀しい歌なんです。歌詞としては普段から顔を合わせているぐらい近い人への恋心に気づくところから始まります。それで幸せな日々を送るのですが、2番ではそれが終わってしまった様子を描いているんです。哀しげなんですが、サビヘ向かう過程で立ち直っていく様子が非常に好きですね。でも完全に癒えるわけではなく、思い出すたびに結構ダメージがくるという。「恋は終わっても互いに優しくありたい。さようなら、そしてありがとう」と後腐れが無いようにしようとするも、『優しくされたいのに、優しくしたいのに あなたを好きな私が好き』と未練も少なからずあるという難しい感情なんですね。私もサックスを吹いているのでホーンセクションが決まっている曲は聴いてて気持ちがいいですね。
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Feel me, See me, Hold me
スターダストレビューとGeNTLe BReeZeを結成して出きた一曲。ツインボーカル曲なんですが、2人とも恐ろしく声が高いのでコピーは中々に難しいと思います。歌詞はそれほどなんですが、メロディーが爽やかなんで好きですね。楽器の種類も豊富で、ピアノやホーンセクションの使い方が巧いですね。特に中間部の2本のサックスの掛け合いによるソリは一度吹いてみたい一品。
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もしも…
初めて聴いた時は本当に泣けました。シングル化されていないので隠れた名曲とも言えます。バラードでピアノとストリングスを起用すれば泣きの要素は完璧ですが、歌詞も負けちゃいません。「好きな人が側にいる。ただそれだけなのにこれほど嬉しいことはない。もしも2人の気持ちが離れてしまっても、きっとこの愛は忘れることはない。『好き』と伝えきれないもどかしささえも愛しい」という感じですね。それが「想いが通じて今までの迷いも悩みも小さくなるぐらい大きな愛を感じることができた。もしもあの日に好きだと言っていなければ、今もまだ見ぬ人を思って一人で暗闇の中にいたでしょう。時間をかけて遠回りして2人の場所を目指そう。今なら何度でも言える。『あなたが好き』と。」という風に変わっていきます。女性の一人称で描かれているんですが、男の視点からと考えても違和感はないと思います。ってゆ~か、感情移入しすぎると何でか自分が哀しくなってきますが・・・。メロディーも恐ろしいぐらいに綺麗なので、何かのエンディングテーマに最適だと思います(アニメかゲームが最適?)。挿入歌にでもされた日には絶対泣きますね。私の中ではトップ3にランクインしている曲ですね。激しくオススメします(他の曲もだけど)。
予断ではありますが、手入れに際して歌詞カードを読み返していると、この曲はコーラスにゴスペラーズが加わっていました。通りで厚みがあったわけだ。
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カサブランカ・ダンディ
ジュリーこと
沢田研二のカバー。『聞き分けのない女の頬を 一つ二つ張り倒して~』ってアレです。「勝手にしやがれ」もそうですが、今考えるとジュリーはものすごい内容の歌を歌ってたんだなと。原曲も中々いいですが、アレンジがいい具合に決まったと思います。歌詞と共にかなりハードにチューンされてます。やっぱ名曲はいつの時代でもその良さが変わらないと思わせられます。
・Feel my way どんな時がきても
歌詞が泣かせます。昔付き合っていた恋人との再会を歌っているのか、長年の友達から恋人になり身近に大切な人がいたと言うことを認識した歌なのかといったところでしょうか? ただ、一筋縄ではいかず、前編に渡って「幸せだからこそ逆に怖く感じ、近づくほどに不安が募る。でも恋人のことを大切に思っている。」といったくだりです。『誰も悪く言わない 優しすぎるのは あの時のまま』と言いつつも『永遠なんてどこにも あるはずないよ 信じてみたいけど』と現実を見つめているのが何とも言えぬ哀しさを出していると思うのは私だけ?
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揺らぐことない愛
某奪還屋主題歌なのでどこかで耳にしたことがある方もおられるかと。曲の出だしがドラムとボーカルだけってのが非常に真新しくてカッコいいと思います。歌詞は正直言って何を謳っているのか分かりません。が、メロディーはかなり気合が入ります。
こうやって曲を聴いて色々考えるのが好きなんですが、時折思考のスパイラルに陥ってしまいがち・・・。まぁいいや。田村直美には多大な影響を受けました。むしろあらゆる場面で助けられたという方が正しいか? その辺の話は割愛ってことで。機会があれば一度聴いてみてください。