104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

ちょっち期待外れ

2005年07月24日 20時39分57秒 | Weblog
 昨日書いた橋本真也の合同葬って別に試合やるわけじゃないみたいですね。蝶野、武藤、小川、大谷が発起人なんでてっきりそうなると思ったのに。少し残念。いや、これから変わるかも。いつか必ず追悼興行が行われると信じてます。

入れ替わり立ち代り

2005年07月24日 10時37分44秒 | Soccer
 どうやら小笠原選手がセリエA・レッチェに行くようですね。外に出て行くのはMFかFWばかりですね。確かにFWで決定力を養うのは代表の最重要課題ではありますが、もう司令塔育成はいいんじゃないかな? とも思います 。何にせよ、プロ野球選手がメジャーに行くのは今一納得できませんが、サッカー選手が欧州ないし南米へ行くのは大賛成です Jリーグファンには申し訳ないですが。

 それと共にキングカズこと三浦知良選手の「40歳まで現役」宣言は個人的に素晴らしいと思いますね。思えば「サカつく」でも35を過ぎた高原をポルトに売った後、我がクラブを支えてくれたのはキングカズでした。そういや無名の頃に獲った阿部や茶野も今では代表クラスです。何か日本代表と相性いいのかな?(←思い込み

俺たちは絶対に勝つ!

2005年07月24日 10時26分13秒 | Songs & Music
思わず調子に乗って文章を書き続けてしまった前記事。今回はED曲、そして挿入歌について私が気に入っているものを少々(絶対「少々」で収まらない)ご紹介します。では早速。(サクラ大戦ドットコム→ http://www.sakura-taisen.com/


・さくら(サクラ大戦・熱き血潮に 真宮寺さくらのテーマ)
 ピアノと三味線かな? で伴奏されたさくらのテーマ(こう書くとプロレスの入場曲みたいだ)。花をつけた桜を見て、同じ名をもらった自分に映している様を表現しているのでしょうか? 真宮寺さくら役の横山智佐さんが牧歌的に歌い上げています。何か小学校の音楽の教科書でありそうな曲ですね。

・東京的休日(サクラ大戦・熱き血潮に 李紅蘭のテーマ)
 いかにもチャイナっぽい曲。中間部の胡弓のソロが好きなもんで。

・なやましマンボ(サクラ大戦・熱き血潮に 神崎すみれのテーマ)
 マンボ、なのか? 10年以上音楽活動しているのに、この辺の定義がよく分かりません。トランペット、サックス、ピアノ、それにドラムやパーカッションで編成されたアップテンポな曲ってことです。言われてみれば他の「マンボ」を冠する曲と似ているか。非常にノリがいいので私は気に入ってます。

・花咲く乙女(サクラ大戦 EDテーマ)
 OVA、桜花絢爛の最終話で流れてました。ED曲らしく皆さん総出で歌っておられます。楽器も多く、昔の歌謡番組で後ろのほうで演奏してるイメージですね。明るい曲で入れ替わり立ち代り歌っていくので、「次は誰が歌うの?」とワクワクします。ミュージカルのフィナーレみたいな感じなのかな? 最後は思わず拍手が沸き起こる、みたいな。最初と最後を真宮寺さくら役の横山智佐さんが担当しているので、「やっぱ正ヒロインなんだ」と実感させられます(私は最初はすみれさんでしたが)。以前何かの番組でBGMとして使われていたような・・・?


・春が来る(「2」真宮寺さくらのテーマ)
 何といってもイントロのオーボエが印象的。「1」では桜に関して歌ってましたが、今回は春について歌ってます。ピアノとオーボエが軽快な旋律を奏で、爽やかな気分になりますね。

・絶対運命のタンゴ(「2」神埼すみれのテーマ)
 これはタンゴだ。ベースとストリングス、ドラムがタンゴのリズムを奏で、中間部のオルガンかな? が印象的です(昔のカレーマルシェのCMみたいなイメージ)。神崎すみれ役の富沢美智恵さんが、絶対の自信を持つすみれさんになりきって歌い上げています。思えば、上記の「なやましマンボ」の時は正直上手いとは思わなかったのですが、この曲は上手く歌い上げておられると思います

・恋の発射オーライ(「2」帝劇三人娘のテーマ)
 帝劇三人娘こと高村椿役の氷上恭子さん、藤井かすみ役の岡村明美さん、榊原由里役の増田ゆきさんが歌い上げておられます。ミュージカルなんかで歌われてそうなイメージがある曲。ジャズテイストなんだけど、ホーンセクションが前面に出ているのでカッコよく仕上がっていると思います。サブキャラなのに歌までもらうとは大出世です。

・もしも・・・(「2」ソレッタ織姫のテーマ)
 奇しくも田村直美も同名の曲を持っています。室内楽的な雰囲気。チェンバロ、ピアノ、フルート、オーボエといった鍵盤、木管楽器のアンサンブルといったところでしょうか。途中でストリングスも入ってきますが、非常に柔らかくて綺麗な曲だと思います。ソレッタ織姫役の岡本麻弥さんの声とよくマッチしていますね。サクラの挿入歌の中では私は一番好きです。

・奇跡の鐘(「2」挿入歌)
 この曲は活動写真(劇場版のことですね)のOPで流れた曲としてのイメージが強いですね。クリスマスソングではありますが、そんなにベタではないのが好印象ですね。各メンバーごとにソロを回しているので活動写真のOPには最適だったんでしょう。サビの「今日~は 特べ~つ~な日~ あ~いの鐘が~鳴~る日~ き~っと~ 私に~ 奇跡が~起~こ~り~ます~」のところなんですが、こんなことを歌われた方はたまらんと思うのは私だけでしょうか? 

・夢の続き(「2」EDテーマ)
 宝塚のエンディングっぽい曲。「歌~を~ さ~あ~ 歌いま~しょ~」のところなんかは特に。アップテンポで賑やか、それでいて一人ずつ歌を回していくので飽きないですね。2番が終わって一瞬スローテンポになり、「終わるかな?」と思わせておいて最後に盛大なグランドフィナーレに持っていくところなんか、特に上手いと思います。最後の「春は~ 巡る~ いつも~ 美し~く・・・」のところなんかは最高に好きですね。ラスト100秒のおかげでここに入ってます。


・花の巴里(「3」挿入歌)
 巴里華撃団の帝劇三人娘であるメルシー、メル・レゾン役の小島幸子さんと、シー・カプリス役のかないみかさんが歌う挿入歌。ある意味「御旗のもとに」以上に「3」を象徴しています。ジャンル分けはようしませんが、ピアノのメロディー、そしてドラムとギターの裏打ちが延々と続くのでノリのいい曲となっています。中間部のクラリネットのソロ、その後に続く合いの手がパリの華やかさを表現しているのでしょうか? 

・祈り(「3」エリカのテーマ)
 オルガンとエリカフォンティーヌこと日高のり子さんのソロで始まるのが印象的。ポップな仕上がりでギターのメタルな音がよく響いてると思います。歌詞はエリカの「世界中の人々に幸せでいてもらいたい」という意識がありありと出ています。さくらといいエリカといい正ヒロインはやはり爽やかな曲で優遇されていますね。

・エロイカ(「3」グリシーヌのテーマ)
 ベートーベンの「英雄」を踏襲しているらしいです。グリシーヌ役の島津冴子さんの気高い、お嬢様な声にぴったりの曲だと思います。勇壮で、力強い、「私は貴族、身を挺して民を守る義務がある」とでも言わんばかりの迫力があります。

・192455631(「3」ロベリアのテーマ)
 私はドイツ語専攻なのでフランス語の読み方は分かりません。手拍子とバスドラムの重厚なリズムに乗せてロベリア役の井上喜久子さんが、タイトルの数字で表現されるロベリアの孤独感を歌い上げます。それが何処から来るのか? 説明するのは非常に難しいので興味のある方は「3」をプレイしてみてください。

・未来(「3」EDテーマ)
 とってもアフリカンな曲。パーカッションを多用しており、民俗テイスト溢れています。最後は色んなシャウトや咆哮が入るので、賑やかなんですが「花咲く乙女」や「夢のつづき」とは一線を画しています。これまでのEDがアメリカやヨーロッパを舞台にしたミュージカルなら、この「未来」はライオンキングといったところでしょうか。「思わず拍手してしまう」ってことはないんですが、なんか次に続く、ここからが始まりみたいなそんな曲です。


 とまぁ駆け足で紹介しましたがいかがでしたでしょうか? ちなみに「4」はシナリオが短い上、それほど印象に残る曲がなかったのでランクインしませんでした。これを読んで、聴いていただいて気に入ってもらえれば一ファンとして感無量です。

それが、帝国華撃団なのです!

2005年07月24日 10時16分30秒 | Songs & Music
 これを Songs&Music のカテゴリーに含んでいいものなのかどうか? 今回はサクラ大戦の曲についてご紹介します。

 まずはサクラ大戦を軽くご紹介。

 文明開化から五十余年…… 帝都・東京には西洋文化と日本古来の文化が入り混じったモダンな町並みが軒を連ねていた。
 蒸気鉄道、馬車、人力車、そして蒸気自動車が走りぬけ、空には飛行機、地下には地下蒸気(地下鉄)が駆け、高度な文明都市が築き上げられていた。しかし、反面……怪物や呪術により、帝都の平和は狙われ続けていたのである。……異形の化け物から帝都を守るべく、陸軍の所属から独立した秘密部隊が結成される。その名は「帝国華撃団」、略称「帝撃」である。帝国華撃団の主力攻撃部隊『花組』は、銀座・大帝国劇場の地下に本部を置き、帝都の平和を守っている。その花組に集められた、うら若き六人の乙女たち。平時は、銀座・大帝国劇場「帝国歌劇団・花組」の花形スタァとして舞台にかけ、帝都に悪なす者が現れれば、「帝国華撃団・花組」として平和のために命をかける。
 太正十二年四月……「帝国華撃団・花組」に、一人の青年将校が転属してきたところから、この物語は始まる……
(サクラ大戦ドットコム→ http://www.sakura-taisen.com/ より抜粋)

といったところです。補足しますと、プレイヤーは海軍少尉・大神一郎になり、悪を蹴散らすわけです。ただのゲーム音楽と侮るなかれ、サクラ大戦シリーズの音楽監修は田中公平氏。「ONE PIECE」や「トップをねらえ!」なども手掛けておられます。
 この人は本当にいろんな曲を作らはりますね。クラシカルなものからバラード、ポップス、ロック、ジャズ、タンゴにマンボ、サンバ、民族音楽チックなものから歌謡曲のようなものまで。ソロの曲もコーラスの曲も。しかも本編に出演されている声優さんの歌唱力が異様に高い。元々声がいい上に、歌の練習もされるそうで。そこいらの芸人やアイドルが歌うのとはわけが違います。歌で生計立ててる人と同等、いや、それ以上かもしれません。歌謡ショーをやるのは伊達じゃないですよ。そんな中からいくつかピックアップしてご紹介します。今回は1~4までってことで(「Ⅴ」はまだ未プレイなもんで)。


 まずは歴代OPから

・「檄!帝国華撃団」(サクラ大戦 主題歌。)
 恐らく一度はどこかで聴いたことがあるのではないでしょうか? 96年の発売当初はオリコンにもランクインしたらしいです。ストリングスとホーンセクション、それにピアノのイントロが激しくカッコよく仕上がってます。もちろんドラムやギター、ベースといったお決まりの楽器も用意されています。
 サビの「♪走れ~ 光速の~ 帝こ~く華撃団~」の部分はあまりにも有名だと思いますが。この曲に関しては、全編真宮寺さくら役の横山智佐さんが歌われております。中間部では「私たち、正義のために戦います~」のセリフ入り。歌詞が否応なしにテンションを引き上げます。PS2で「熱き血潮に」として移植された時にCMで親子連れやタクシーの運ちゃんが歌っていました。これ以降、この曲がサクラ大戦の代名詞ともなっていきます。


・「檄!帝国華撃団・改」(サクラ大戦2 君死にたもうことなかれ 主題歌。)
 イントロの入りは同じながらも、ストリングスのパートが追加されており、歌に入るまでが若干長い。しかし、それを感じさせないメロディーラインなので◎。この曲では1番をマリア・タチバナ役の高乃麗さん、2番を神崎すみれ役の富沢美智恵さん、そして3番を真宮寺さくら役の横山智佐さんが担当されています。
 サビの部分では帝国華撃団花組全員のコーラスが入り、非常に豪華な仕上がりになっています。また、1番と2番の間のギターソロ、2番と3番の間のドラムソロが入り、双方カッコよく決まっています。中間部のセリフも健在。今回は華撃団の旧メンバーが一文ずつ読み上げています。「1」の時と少々違いますので是非確認してみてください。私はこちらの方が好きです


・「御旗のもとに」(サクラ大戦3 巴里は燃えているか 主題歌。)
 舞台がパリに移ったこともあり「ゲキテイ」は一旦お休み。「ゲキテイじゃなくて大丈夫か?」と一瞬思いましたが、取り越し苦労でした。思わず「♪あ~あ~ マ~ロニエに~」と口ずさんでしまいます。歴代のサクラ主題歌の中で一気にトップに上り詰めました! 今まではギター、ベース、ドラムといったバンドで使われる楽器を中心に編成されていましたが、今回はフルオーケストラ! ティンパニのロールから始まって、ホルン、トロンボーンが唸り、フルートが踊る。弦楽器群が旋律を奏でればハープが彩りを添える。勢いはロックやポップスのそれと何ら遜色は無い。「お見事」としか言いようがありません。
 歌の担当は1番とリピートをエリカ・フォンティーヌ役の日高のり子さん、2番のAメロをグリシーヌ・ブルーメール役の島津冴子さんとロベリア・カルリーニ(「3」は名前が長い!)役の井上喜久子さんが、Bメロをコクリコ役の小桜エツ子さんと北大路花火役の鷹森淑乃さんが担当なさってます。サビはもちろん全員で。バックコーラスも入りますので異様な盛り上がりを見せています。オケにバックコーラスということで並の歌唱力ではすぐさま埋没してしまうんですが、ちゃんと響いてきます。文章量にも表れているように私の思い入れは非常に強いです 一度聴いてみることを激しく推奨します。


「檄・帝~最終章~」(サクラ大戦4 恋せよ乙女 主題歌)
 この「4」は一連の帝国華撃団、巴里華撃団を中心としたサクラ大戦シリーズは完結。いわば集大成的な作品として位置づけられています。それに伴い主題歌も集大成として、帝国・巴里双方の隊長を務めた大神一郎こと陶山章央さんが歌い上げています。男声ボーカルなのでキーが変わり、今までの「ゲキテイ」とは違った印象を受けるかもしれません。それは正しいと思います。曲も最初は「あ、ゲキテイ歌うんだな」と思わせておいて、2番で「そっちへいったか・・・」と驚かされます。ネタバレですが、1番が「檄!帝国華撃団」で2番が「御旗のもとに」なんですね。んでまた「ゲキテイ」に戻ってくると。
 サビでは帝国・巴里両華撃団全員をコーラスに背負っているので恐ろしく声が多いです。ただ、キーを陶山さんに合わせているためか、バックコーラスが異常に高音域。1:13なので陶山さんが埋もれてしまう部分もあったり・・・。中間部のセリフも復活し、終いには「大神華撃団」と私物化してしまいました。ちなみに「最終章」は「フィナーレ」と読みます。


・番外編「檄!帝国華撃団Ⅲ」 (サクラ大戦3 巴里は燃えているか 挿入歌。)
 主題歌ではないのですが、これを入れないのは忍びないのでここに入れます。プレイ済みの人には当然のことですが、「3」には帝国華撃団も出ます。必然的(?)に「ゲキテイ」もありました。しかも「Ⅲ」になって。曲の作りとしては初代ゲキテイと何ら変わりはないのですが、編成が少し違います。まず、歌は基本的に全員。メロディーのフレーズに各人のソロが入ると言うわけです。これまで陽の目を見なかったイリス・シャトーブリアン役の西原久美子さん、李紅蘭役の渕崎ゆり子さん、桐島カンナ役の田中真弓さんにもソロが配分されました。また、巴里と対比させるためか、中間部に琴のソロを配置。一気に和風テイストになりました。


 本当はこのまま挿入歌、ED曲となだれ込みたかったのですが、思ったより文章量が増大してしまいましたので次回に持ち越します。サクラの曲は基本的に秀作揃いですので是非聴いてみてください。