「G」の名を冠したカテゴリーなんですが、ここでは小学校の時からハマってしまった「ガンダム」について語らせてもらいます。今でこそ大々的に取り上げられるガンダム。20周年の時に入った人が数多いと思われます。現在はSEED DESTINYも放送され、人気は拡大していますね。先に言っておきますが、私はSEED DESTINYは嫌いです。SEEDまではまだ許容できましたが。まぁそれは置いといて、今回は私が「G」の世界に入ることになった作品「
機動戦士Vガンダム」について少々。「いきなり『Vガン』かよ!」というツッコミは速やかに棄却してください。
あらすじ
宇宙世紀153年。人類の生活圏が宇宙にまで拡大してから1世紀半が経ち、地球圏は"宇宙戦国時代"と呼ばれる混乱期を迎えていた。そんな中、東欧の不法居住区"ポイント・カサレリア"に住むウッソ・エヴィンとシャクティ・カリンは、地球に侵攻したコロニー国家"ザンスカール帝国"と、それに抵抗するレジスタンス組織"リガ・ミリティア"の戦闘に巻き込まれ、否応なくその戦いに巻き込まれていく。周囲の人々を守りたい一心でヴィクトリーガンダムのパイロットとなったウッソは、初めて訪れた宇宙で、ハイランドの子供たちと出会い、同時に多くの仲間を失っていく。一方、激戦の中でウッソと離れ離れになり、自分の母親がザンスカールの女王であることを知るシャクティ。彼らの想いをよそに戦いは激化していく。なんとかシャクティを救い出すウッソだったが、捜し求めてようやく再会した母の死に直面する。しかし、戦いはウッソに悲しみを癒す暇を与えず、リガ・ミリティアは再び宇宙への針路を取る。その眼前には、ザンスカール帝国の最終兵器"エンジェル・ハイロゥ"が光を湛えていた。(サンライズHPより引用)
参照:バンダイチャンネル→
http://www.b-ch.com/
とまぁこんな感じなんですが、
実際はかなりハードです。一年戦争終結から73年後ですね。アムロもシャアも関係なし。主人公ウッソ・エヴィンは最年少の主役13才です「皆殺しの富野」の名に恥じないぐらい犠牲者が多いです。シュラク隊に関しては、登場の時点で死ぬことが義務付けられていた気がします。実際翌週(史実的には翌日)から早速犠牲者出ましたし。それでも50話まで生き残ったコニーさんは立派(シュラク隊の中では一番アレだけど)。その一方、カルルマンの存在やマーベットさんに子どもができるなど、まさに消える命、咲く命(48話)である。個人的には50話でリーンホースJr.が特攻するシーンでは思わず泣いてしまいましたよ。特にロメロさんとレオニードさんが半壊したガンイージを駆るところとゴメス艦長の「遅かったな!」で。いや、挿入歌の「いくつもの愛をかさねて」が泣かせるんですよ。音楽には千住明氏を起用しているのでBGMが素晴らしく出来がいい。また、OP「STAND UP TO THE VICTORY」は元LINDBERGの川添智久がボーカル、田村直美がコーラスで参加しており、歴代のガンダムソングの中でも群を抜くカッコよさを誇っています。
ガンダムに関しても、1号機のVガンダムはなんと初っ端から量産型。ドッキングがカッコいいが、
合体するだけでなく、外しても使えるということを改めて気付かされました。俗に言う「ブーツアタック」ですね。あれで巡洋艦を撃沈させるのだからすごいっちゃすごい。でもオリファーさんの「女には教えたくない快感だ」(←うろ覚え)発言はどうかと思う。宇宙に上がって、オーバーハング・パックを背負ってV’(ブイダッシュ)ガンダムにパワーアップします。あと、「角」が「耳」になったヘキサというのもいて、こっちが主に量産されてました。
2号機のV2ガンダムは私のベストガンダムともいえます。ってゆ~か最初に作ったガンプラがV2でした。「光の翼」は画期的ですよ本当に。攻撃にも防御にも使える。
どこかの「翼」の名を冠したガンダムでは飾りに過ぎなかったのに。種デスでもパクられてるらしいですが、こっちが本家です。さすがにV2はコストの面で量産されてないのでブーツアタックはできませんが、代わりにアサルトパーツとバスターパーツでどえらい強くなりました。素の状態でも
理論上は亜光速まで加速可能とのことで本当にどえらいスペックを誇っています。スピードの面では宇宙世紀最速でしょう。
あと、Vガンを語る上で忘れちゃいけないのが真の主役、カテジナさんの存在。いやね、最初は単なるお嬢さんだったんですよ。むしろウッソにストーキングまがいのことをされていたぐらいですから(ヲイ)。ちょっと人より考えが偏っていたがために殺戮のエースパイロットになってしまいまして・・・。それもわずか一ヶ月でMSを乗りこなし、その2週間後ぐらいにはエース級ですよ!(宇宙世紀年表による)
どうりでクロノクルが弱く見えるわけだ。終戦後はクロノクルと視力を失って故郷のウーイッグへ帰るのですが、これってかなり残酷なシーンだと思います。小説版では戦死してますのでないんですがね。
今ではケロロ軍曹なのにな~・・・
さて、ほんのさわりの部分だけを紹介しましたこの機動戦士Vガンダム。玄人好みなので歴戦(?)のガンダムファンの間では非常に評価されているのですが、ビギナーにはあまり受けがよろしくないようです。特にガンダムWから入ってきたファンには(ある種偏見)。U.C.153年ですからアムロやカミーユ、ジュドーなんかとの関わりは希薄。あ、そういや長谷川裕一先生のガンダム漫画ではジュドーとウッソの絡みがあったっけ? 公式設定ではないけれど。あと、ウッソがシャアの子孫説もありますし。これは
①ウッソの母親がミューラミゲル。第2次ネオ・ジオン戦争(逆シャアね)におけるシャアの愛人がナナイ・ミゲル。
②シャアとナナイの髪の色の中間がミューラの髪の色。
③ハンゲルグ(ウッソの父親)とミューラがウッソにMSの操縦訓練をさせていたのはミューラが伝説のニュータイプ、シャア・アズナブルの血を受け継いでいると考えられたからでは?
ということに起因していると思います。まぁ確証はないんですけどね。
ウッソが女性にウケがいいのもシャアの血が原因?
何にせよ、歴史が長くて作品が多いのでこうやって色んなことを関連付けられるのもガンダムの魅力の一つですね。
次はどのGについて書こうか・・・? リクエストがあればお応えするやもしれません。