104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

信州徒然道中記 其の弐

2008年05月07日 20時52分20秒 | Bike
 上諏訪に来ての翌朝。暑さによる寝苦しさを感じたものの、しっかりと睡眠を取れました。温泉と食事の効果が出ているのでしょうか? この日はビーナスラインへと意気揚々と出陣しました。



5月5日(月)

○7:00
 起床。予想以上にダメージを受けていたようで、身体の節々が痛い・・・。窓の外を見やると雲が。これはマズイか・・・・・・?


○8:00
 朝食。写真は撮ってませんが相変わらず豪勢でした。朝食は一日の活力、しっかりいただきました。


○9:00
 チェックアウトを済ませ、本日の目的地であるビーナスラインへ。ここまで来たからには走らないわけにはいきません。雲行きはいっそう怪しくなってきましたので、一撃離脱戦法を取ることに。要するに「さっさと行ってさっさと帰る」ってことです。

↑ビーナスライン入り口。ある意味地獄の一丁目でした・・・・・・。


○10:10
 白樺湖を抜けて車山に差し掛かったあたりで寒さに耐えかねて長袖Tシャツを装着。ふもとまでは半袖T1枚にライダースジャケットという出で立ちでしたが、外気が11度の表示を見てさすがに危険と判断しました。メッシュジャケットなら確実にアウトでしたよ。ビーナスライン自体はくねくねしていて中々に楽しい。ビーナスのどの辺のラインか詮索するのは野暮でしょう。

↑車山高原から見た白樺湖。赤いゼルビスが通り抜けていきましたが、関係者ではないようでした。しかし、道行くライダーが多かった。


○10:50
 和田峠から美ヶ原へ走って行くも、周りには霧が立ち込めてきました。さすが霧ヶ峰。もうね、見えないのよ先が。しかも、そんなときに限って「Moon Over the Castle」が流れてきます。前に車がいなけりゃ、ゆわkm~ぬわわkmぐらいで走ってましたかね。霧の中を。ロードライダーと思しき2人が下ってきたのには驚きました。え、自転車で登ったのか!?


○11:15
 何とか美ヶ原高原美術館に到着。道中に雪がまだ残っていたのには正直驚きました。霧なのか雲なのか分かりませんが、周りは全く見えません。しかも風が強い。にも関わらず大量にバイクが並んでいました。ゴールドウィングとかドゥカティとかハーレーとかBMWばっかりでした。しかも、ほとんどが夫婦連れ。誰か同伴できれば良かったんでしょうが・・・・・・。

↑今にも雨が降りそうでしたし、なんたって風が強い。

↑右下の白いのは雪です。遠くの町並みも霞んじゃうほど霧が厚い。


○11:30
 おみやを仕入れ、ブログを更新し、ビーナスラインを下ることを決意。登るよりも下る方が圧倒的に危険度が増すのは当然のこと、しかも前が見えない。ハイビームで寒さと戦いながら降りていきましたよ。ビーナスライン、GWはシーズンではないですね。夏場にまた来よう。


○12:00
 高地合宿と思しき高校生たちが山道を走っているのを横目に、ひたすら下っていきます。途中、GTRやRX-7を抜いていったような気もしますがまぁいいや。しかし、揺れる/揺れないの境目はどの辺にあるんだろう?


○12:40
 諏訪ICより高速に乗り、一路家路を走ります。懸念されていた雨が降り始めてきたので、駒ケ岳SAでレインスーツ装着。雨脚はいっそう強くなり、やけくそになりながらBGMに合わせて「♪IN MY DREAM 赤い薔薇の花~!!」と歌いながら走ってました。雨が降ってもライダーは多い。しかし、高速は走りにくい・・・・・・。


○14:00
 中央道から東海環状道→伊勢湾岸道と往路を引き返すように進みましたが、伊勢湾岸道で風に煽られまくりました。軽量のVTRで悪天候の湾岸道路はある意味自殺行為だったか・・・・・・。


○15:20
 給油のために立ち寄った御在所SAで出店のクレープを購入。美味い。いや、女の子が焼いていたからじゃないですよ。可愛かったですけど。最後の給油を済ませ、新名神をひた走ります。京滋バイパスに差し掛かるともう最悪。雨は酷くなる一方。久々ですよ、こんな雨の中を走ったのは。


○17:00
 無事に帰宅。雨がバンバン降っていたのですぐに雑巾でふき取りカバーをかけます。積荷が濡れてなかったのは救いですが、ホント運転に気を使ったな~・・・。



☆総括☆
 初めて山を目指していきましたが、生憎の雨に見舞われてしまいました。やはり山の天気は変わりやすいのか・・・(微違)。2週間ほど前にこんな記事を書いていたのに、寒さに震えるとは思いませんでした。しかし、重要ポイントと位置づけた温泉と料理は大満足でした。その分高くつきましたけどね・・・。今度はオゴトくんのリクエストどおり7月の3連休あたりで泊りがけのマスツーリングでも企画しましょうか。行きたい宿もあるし。