104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

さらばVTR、こんにちはアクロス

2009年10月19日 17時00分10秒 | Bike
 およそ3年乗り続けた愛機・VTRを手放しまして、アクロスがやって来ました。いえ、正確には取りに行きました。東住吉まで・・・。


 思えば、VTRとは色んなところへ行った記憶があります。ロングツーリングでは尾道に始まり、四国(愛媛)金沢浜松諏訪湖&ビーナスライン米子などなど。近場では琵琶湖畔やら敦賀宇陀甲賀淡路島など。楽団の合宿ではいつも他の車参加の団員たちが渋滞に巻き込まれているのを尻目にブッチ切って帰ってましたね。ホント、よく走るバイクでした。高速はツラかったけど・・・。


 んで、新たなる機体・アクロス。カラーはもちろん青。「青系統にしてください」といって塗り替えてもらいました。まぁ、どちらかというと緑がかってますんで、言うなれば紺碧ですかね? 前のVTRに比べて幾分シックになりました。このカラーのアクロスは市販されてませんので、まさに世界に一台ってことです。



 ちなみに、このアクロス、私が小学校に入学した1990年ぐらいの型式(Ⅰ型)なんで、正に骨董品です。ですが、スペック上では規制前なので45馬力をマーク(VTRは32馬力)。また、フルカウルなんで高速走行は楽チンになるはず。


 さらに、このバイクの特徴としましては、





タンクがシートの後ろにあります。セルフ以外のガソリンスタンドでは間違いなく「これ、なんて言うバイクなんですか?」という会話が生まれるでしょう。となると、従来のタンクの場所は何かと言うと、





ダミータンクになってメットインとなっております。スクーター並か、それ以上なんでフルフェイスはもちろん、スイカもバッチリ入ります。積載性という点ではVTRどころか現在の市販車と比べても圧倒的であることは間違いないと思われます。これに惹かれて買ったんですけどね。


 ただ、デメリットとしましては航続距離とパーツ、それに低速トルクとハザードがないところでしょうか・・・。クォータークラスでVツインなら燃費は最強クラスですからね。4気筒ではさすがに分が悪い。パーツに関しても、絶版なんでどれだけ残っているのやら? ハザードはありませんが、ライトのオン/オフがあります。時代の名残だ・・・。


 あとは低速のトルク。下から上まで均等な配置がなされていたVTRですが、その分、上の伸びが今一つでした。アクロスは逆に下が少々力不足。トルクチューンモーターとレブチューンモーターぐらいの差があるでしょう。給油スパンは同じぐらいか下がりますね。まぁ、そこは安全運転とライディングテクニックで。



 さてさて、時間も出来たことですし、どこか遠くに行ってみたいもんです。