キプロス戦

日本、キプロス下す＝内田のゴールで１―０―サッカー壮行試合〔Ｗ杯〕(時事通信) - goo ニュース


　昨夜はキリンカップのキプロス戦が行われました。ブラジルＷ杯に臨む日本代表としては国内最終戦。結果は１－０で日本代表の勝利。格下相手ではありますが、コンディションの面や連携を考えるとこんなもんかなと思います。


　序盤は中々エンジンがかからず、キプロスの高さに苦戦する場面もよく見られました。ギリシャもそうなると思いますが、フィジカル勝負になるとホンディと長友以外では太刀打ちしにくいですからね。キプロスも欧州予選でスイス相手に２試合で１失点しかしていない堅守のチームです。ただ、負ける感はありませんでしたね。


　最初はミドルシュートやクロスで遠目から攻める日本代表でしたが、ゴールには結びつかず。キプロスのチェックも速かったですしね。前半終了間際に螢の縦パスから香川が潰されて、こぼれ球をうっちーがゴール。うっちーが久々に輝いた試合でした。２月に右膝をケガして、試合中も厳しいタックルを受けたりしてましたので、このゴールは大きかったと思います。


　後半に入り、長谷部や吉田、ゴリ酒井を投入。長谷部と吉田もケガ明けですが、何とか復調していたかなと思います。まだ完全復活ではないでしょうけど。そして大久保投入時の歓声が凄かったな～。でも、スタメンは柿谷で良いと思います。ゴール前への斬り込みやミドルで攻勢を仕掛けますが、追加点は奪えず。結局１－０で試合終了となりました。


　欧州リーグが終わったところ＆久しぶりの代表召集ということで疲労が見てとれましたし、連携もまだまだといった感じでした。パスはよく回ってましたが足が追い付いていないような感じでした。しかし、ほぼスタメンに定着しつつある螢と吉田の代わりにスタメンを張った森重はよく効いていたと思います。特に、バイタルエリアやＰＡから弾き出されたボールをしっかりとケアできてましたしね。



　ブラジルＷ杯本番まで残り３週間ほど。昨日の試合で「結果が出なかった」と見ている方もおられると思いますが、プレシーズンマッチと見れば十分かと思います。８年前のドイツＷ杯の時のように、本番前にピークを迎えると大変なことになりますからね。次はコスタリカ→ザンビアと戦っていきます。しっかりと課題を修正しながら連携面をもっと習熟してくれることを願っています。