映画館で観て来ました♪
ジブリ最新作『ゲド戦記』☆
原作はアーシュラ・K・ル=グィン。監督はこれがデビュー作、宮崎吾朗。朝の早い回を狙って行ったのですが、思いの他空いていました。
CMでも流れている「テルーの唄」のシーンがすごくよかったです♪
鷹が一人っきりで大空を飛ぶ、というイメージが瞬間的に頭の中に浮かんできて、思わず自分と重ね合わせて涙ぐんでしまいました(^^)
こういうシーンが一つでもあると、やっぱり映画ってスゴイ、って思ってしまいます☆
今回は原作の3巻をメインに映画化という話でしたが、実際は4巻のストーリーもからんでいて、原作をつなぎ合わせたような展開。一番の違いはアレン君(声は岡田准一くん☆)とテルー(顔に火傷の痕がある少女)の関係かな。
あとお父さんである宮崎駿監督の「シュナの旅」が原案として使われたので、その影響も大きいです。
欲を言えば竜のカレシンとかオーム・エンバーとか、ロークの学院やまぼろしの森も見てみたかった~
他にもセリフがちょっと堅苦しいとか、説明不足のところが多々あるとか、言いたいことはたくさんありますけどね(苦笑)
お父さんの宮崎駿監督のような(比べるのも酷ですけど)、本来動かない絵が動いて見えるというアニメーションの面白さとか、物語を観客に見せるためのサービス精神とかはやはりまだまだだと思います。でも吾朗監督の「ゲド戦記」に対する思いは作品からちゃんと伝わってきました。
印象的だったのはテルーが人知れずそっと涙を流すシーン。
他にいいセリフもたくさんあるのですが、その短いシーンが特に心に残りました。
あぁ、ホントはもっと書きたいんですけど、ネタバレになるのでやめておきます。とにかく、映画を観て改めて自分がいかに「ゲド戦記」を好きかがわかりました(^_^;)
原作の素晴らしさを再認識させてくれたという意味でも観て良かったです☆
←パンフレット買いました♪