上善如水

ホークの観察日記

誰か止めて!

2006-11-16 19:23:59 | 日記・エッセイ・コラム

朝の10時から「ブ~ンブ~ン♪」とドアチャイムの音。

うちのアパートのチャイムの音はちょっと変なんです。

こっちはまだ体調が本調子じゃなくて、この時まだ布団の中にいたのでそのまま無視しようとしたけれど、何度も何度も鳴らされるのでちょっと怖くなりました。

新聞の勧誘? NHKの受信料?(うちはまだ払ってない) 親に何かあったかそれとも友達の悪ふざけ? いや、それにしちゃあ電話一本ないし、平日の昼間に来るって、やっぱり訪問販売か宗教の勧誘なのかな? それにしてもこのしつこさはちょっと尋常じゃない!

鳴り続けるチャイム。

しょうがないので怖々ドアを開けてみると………アレ? だ、誰もいない?

エ? いや、チャイム鳴り続けているんですけど………???

調べてみても、ドアチャイムに変なところはないし、でもチャイムは鳴り続けてるし、こんなことってあるのかな?

とりあえず、調子悪いのに着替えて、顔洗って、部屋を片付けて、洗濯して、台所の洗い物済ませて、ベットメイクして、誰が修理に来てもいいように体裁を整えてから大家さんに電話しました。

あぁ、なぜこんな苦労を…

今日は夕方の5時まで大家さん本人は帰ってこないとのことで、修理を頼むにしても5時以降になってしまうと言われ、それまでは我慢して欲しいとのこと。

ま、止めることは出来ないけれど、チャイムの音は小さくできたので、それでもいいかと、待つことにしました。

修理の人とはいえ、誰かが来るとなるとけっこう気を使います。

せっかく片付けたので、それをくずさないように、へたに散らかさないようにしながら一日を過ごしました。う~、寝てなんかいられない(-_-;)

買い物したり、本を読んだりしながら約束の時間。

大家さんが来たのは夕方の6時すぎでした。

ドアを開けるなり「上がらせてもらうよ」と言って、部屋の中にあるドアチャイムのスピーカー(みたいなもの)をパカッと開けて、「う~ん、確かに鳴ってるね。電池が切れたかな?」とあらかじめ右手に持っていた単三電池を入れ替える大家さん。

ピタッと止まったチャイムの音。

どうやら、電池が切れると音で知らせてくれる仕組みらしいのです。それもご丁寧に来客時と同じ音で…

とりあえずホッと安心。何度もお礼を言って、大家さんを送り出しました。その間、約2分。パッと来てパッと帰って行ったって感じ。

よかったけど、助かったけど、そ、そういうことは早く教えてくれ!

色々心配して損した。最悪このままチャイムの音を聞きながら一晩すごさなきゃいけないかなとも思ったのに。

ま、本当なら寝て過ごしていたところを、部屋も片付いて洗濯も洗い物も済んだんだから、考えようによっては得したのかな?