8年前、パソコンを初めて買って始めたインターネット。
その時から続けていた「OCNカフェ」が今月をもってサービス終了。
「私的図書館」と名付けて本の紹介をして来ましたが、先程最後の更新をしました。
過去の日記はすべてgooブログの方に移行させてありますが、コメントは消えてしまいます。
さすがに寂しい…
様々なひとたちとの出会いをとりもってくれた場所でした。
最後の日記をこちらにもアップしたいと思います。
記念として。
―「OCNカフェ」より―
閉館のお知らせ~長年のご利用ありがとうございました~
始まりがあれば終わりがあるもの。
サービス終了にともない、この「私的図書館」も閉館する時がやって来ました。
わたしがOCNカフェで日記を始めたのが2003年の4月から。
自分でも飽きっぽい性格だと思っていたのに、カフェ友とのコメントのやりとりや、お互いの日記を読むことが楽しくて、8年と10ヶ月、続けてくることができました。
ネット初心者のわたしに付き合っていただき、本当に感謝しています。
ありがとうございました☆
好きな本、読んだ本を思いつくままに紹介してきたので、ずいぶん読みにくい文章だったと思います。
グチや弱音も多かった(苦笑)
たくさんの人にご訪問いただき、また多くのコメントをいただきました。
どれもわたしの宝物です。
別れはいつも苦手なので、あまりくどくどと書かずにこのくらいで最後のカフェ日記を終了したいと思います。
最後に、わたしのお気に入りの詩を☆
我々の親しいものたちは
あちこちにやしろを築いた、
そこで我々の知っている神々に祈り、
そしてささやかな美しい家に住む
―イギリスの詩人 ルーパート・ブルーク―
私にとって自分と同じ感性を持つ人々は、例えネットの中の世界だったとしても、親しい友です。
そしてその人々が書き残した作品は、彼らのやしろであり、そうした作品に出会うたびに、私は喜びを感じます。
そうした人々の作品が、私にとっての美しい家であり、再び訪れたいささやかな場所であり、わたしの歩む路の光です。
長年のご利用ありがとうございました。
皆さまの歩む未来に、いつも誰かの照らす光があることをお祈り申し上げます。
―ホーク―
2012.02.27.
追記
カフェ最後の日記で引用したルーパート・ブルークの詩は、赤毛のアン、『アンの夢の家』 (村岡花子訳・新潮文庫)でモンゴメリが冒頭に掲げている詩です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます