上善如水

ホークの観察日記

石田衣良『スイングアウト・ブラザース』

2012-02-29 02:30:52 | 本と雑誌

 確定申告も無事に済ませたので、ちょっと病院に行っていつも飲んでいる薬を出してもらいました(たいした病気じゃありません☆)

 昨年の年末に受けた検査の結果がちょっと悪くて、お医者さんから摂生するようにいわれていたのですが、私が毎日の食事内容とそのカロリーを記録する「レコーディングダイエット」で少し痩せたので、医者の先生と看護婦さんがホメるホメる。

 

 婦長さんに「痩せてカッコよくなったんじゃない?」と笑顔でいわれましたが、私はその時マスクをしていて顔の半分が隠れた状態だったので、なんだか素直に喜べませんでした(苦笑)

 

 きっとホメて伸ばす方針の病院なんでしょうね~

 

 帰りに本屋さんでちょっと休憩。

 読んだのは、石田衣良さんの、

 

 『スイングアウト・ブラザース』 (光文社)

 

 親友として付き合うには「いい奴」なんだけれど、女性に対してはなかなか積極的になれない、いい歳の男3人が、モテ男になるために次々と出される課題に挑戦していきます。

 

「スイング・アウト」というのは野球でいう空振り三振のことなので、女性に振られる(モテない)男たち、という意味かな?
 課題のひとつとして手当たりしだいナンパするというのは面白かった♪

 

 顔や経済力はすぐには改善できないけれど、教養は身につけることができるといって、本屋さんで自由に3冊の本を買ってくる、なんて課題もあります。

 

 少子化や晩婚化、30代前半の男性や女性の約半数が交際相手がいないという現代の実情を踏まえながら、一歩踏み出したら案外誰でもモテ男(女)になれるよ、と石田衣良さんは言っているようです。
 ま、小説というよりも、肩の力を抜いて読める自己啓発本といったところかな?

 

 男性に求めるコミニュケーショ能力として、「女性の話を聞く能力」というのは納得でした。

 

 さあ、次回も摂生につとめて、せいぜい婦長さんにからかわれてこようかなぁ~

 

スイングアウト・ブラザース スイングアウト・ブラザース
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2012-01-17


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