上善如水

ホークの観察日記

『Laundry ランドリー』

2006-03-25 23:58:19 | 映画

窪塚洋介主演の映画、『Laundry ランドリー』のDVDを観ました♪ 監督は森淳一。共演者に小雪、内藤剛志など。優しい気持になれる映画です☆

おばあちゃんの経営するコインランドリーで働く青年テル役に窪塚洋介。このテルがいいんです♪

幼い時にマンホールに落ちて頭にちょっと傷が付いてしまい、子供のような心を持ったまま成長したテルと、コインランドリーに集う変わった人々が織り成す心のドラマ☆ 連戦連敗でついには乾燥機の中に閉じこもってしまうボクサーに、趣味の写真をアルバムにして人に見せて回る主婦。お嫁さんのグチを延々つぶやきにくる老人など、誇張はしてあるけれど、どこか人間くさい人々がとっても面白い♪

忘れ物を届けたことがきっかけで、顔見知りになった女性、水絵(小雪)。少し影のある彼女は、テルの純粋な心に触れて、今の自分を変えようとしますが、それがなかなかうまく行きません。そんな時、テルは血に染まった彼女の服を見つけてしまいます。洗剤をたくさん入れて、なんとかその血を落とそうするテル。しかし、彼女は、テルの前から姿を消してしまい…物語はテルとこの水絵を中心にして、少しせつないラブ・ストーリーへと展開して行くのですが、ここで登場する内藤剛志さん演じる恐持てのハトの調教師(?)がいい味だしているんですよね♪

窪塚洋介はこういう役をやらせたらすごく光ます! 表情がいいんです! どこか不思議な感じのする映画ですが、心の中に、せつなくて、でもほんわかと温かい物が残る映画です☆ 内容に比べて、ちょっと長く感じるので、もう少しコンパクトにまとめてもよかったかな。後半、「俺は日本ではもてないが、海外なら美人のお姉ちゃんが待っている!」と旅に出てしまうハトの調教師がカッコイイです♪


センバツ

2006-03-24 22:04:15 | スポーツ

選抜高校野球大会が始まりました♪ 岐阜県代表は初出場、県立岐阜城北高等学校! しかも選手宣誓の大役も!!

そんなに熱心な野球ファンというわけでもないんですが、やっぱり郷土の学校が注目されると嬉しいものです☆ 試合は希望枠の一関学院(岩手初出場)と。結果は2―1。九回裏の劇的なサヨナラ勝ち!

オォー! やるなぁ~♪ 一回戦を突破しただけでも立派立派 (^・^)v

でも次の相手が…智弁和歌山(苦笑) せっかく勝ったのにクジ運のない。

でも相手も同じ高校生なんだから、けっこうわからないかも。どっちでもいいのでせーいっぱい頑張って欲しいなぁ☆(←結局頑張っている高校生の姿が見られればそれでいいんです。無責任な野次馬ですから♪)


王ジャパン勝利!

2006-03-21 23:24:53 | スポーツ

WBC(ワールドベースボールクラシック)日本VSキューバ!

王ジャパン勝ちましたね♪ 普段はあまり野球は観ないのですが、なんだかイチローが一生懸命頑張って盛り上げようとしている姿がテレビの向こうから伝わって来て、つい気になってしまいました。なんで松井とか出ないんだろう?

中継を床屋さんで散髪をしてもらいながら観ていたのですが、日本が打たれたり打ったり、アナウンサーが大声出すたびにハサミが止まって怖い怖い(笑)

床屋のおじさんもそうとう気になっていたみたいです☆ 出来上がったら虎刈りになってたりして…と心配したのですが、何とか散髪は無事終了。これで日本がキューバにリードでもされていたら、無事じゃ済まなかったかも知れません(^_^;)

帰りに炊飯器を買いに家電量販店に行ったのですが、ここでもテレビの前に人だかり。店員さんも諦め顔で「今日は仕方ないですね」、と笑っていました。

それにしてもあのキューバ相手に10対6はスゴイ! はっきりいって絶対無理だと思ってました。やれば出来るものなんですね~ 王監督嬉しそうだったな♪ おめでとう、よく頑張った!!


自業自得

2006-03-20 00:00:22 | 日記・エッセイ・コラム

火傷してしまいました~ 左手の人差し指。

朝(というかほとんどお昼近く)、スパゲティーを茹でていたんです。人参を一緒に茹でて、残り物の長ネギを山盛り炒め、オリーブオイルをかけただけの手抜き「ネギパスタ」。

背中でTVを観ながらお湯を捨てようとしたら、取っ手が思いの外熱くなっていて、でも面倒だからって我慢してそのままお湯切りをしていたら、ものすごく「熱い!」 見込みが甘かった! 慌てて流し水で冷やしたのですが、指先がジンジンしてきて、しっかり火傷。

ものぐさにも程がある! ちゃんと鍋つかみ使えよな、自分! あ~あ、自分に怒ってみても仕方が無い。これを人は自業自得という…


『天国の本屋 ~恋火~』

2006-03-18 22:56:03 | 映画

篠原哲雄監督、竹内結子、玉山鉄二主演の映画、『天国の本屋 ~恋火~』のDVDを観ました♪

2004年の作品です。原作は松久淳+田中渉。

天国にある本屋さんに、死んでもいないのに連れてこられ、アルバイトとして働くことになるリストラピアニストの主人公に玉山鉄二。アロハシャツを着たとぼけた本屋の店長役は名優原田芳雄♪ もう死んでしまったピアニストの叔母役と、現世に生きる和菓子屋の娘で姪にあたる女性の二役を竹内結子。叔母の恋人で、元花火職人の役を香川照之。

「天国」のロケ地に選ばれた北海道の景色がとってもとってもキレイです♪

青年団で花火大会を企画する竹内結子らは、伝説の花火「恋火」を上げるため、その花火を作ることが出来る唯一の職人を探すことに。しかし彼は、暴発事故を起こし、恋人の聴覚を奪ったことを悔やんで職人をやめてしまっています。一方、天国でわけのわからぬまま本屋で働くことになった玉山鉄二は、そこで憧れのピアニスト(竹内結子二役)と出会い、彼女が生前、完成されることの出来なかったピアノ曲を、耳の不自由な彼女を助けて完成させようとします。

花火とピアノ。現世と天国に別れてしまった恋人達。このドラマが映画の見どころです♪

「天国は100歳まである寿命の残りを生きるところ」という設定は原作通り! スタッフが持ち寄った本で埋められた本屋さんや、お葬式ならぬ、100歳になった人が現世に生まれ変わるお見送り式、天国と現世をつなぐ道を走っていくオート三輪など、この辺りは原作とは違うイメージで、どこかファンタジーぽい演出がなされています☆

本好きとしてはやっぱり原作の方が好きかな。玉山鉄二くんのたどたどしい朗読もなかなか味があったけれど(笑) 竹内結子さんの身を張った演技はよかった~♪ 子役の子がもうちょっと上手だとよかったんだけど…「ナルニア」を観た後だったからよけいに (^_^;)

やっぱりルーシー役のジョージー嬢はうまかったな☆