気分転換に、ワインを買って来ました。
特に何かがあったわけでもないのです。
単なる気まぐれです。
それで、肉ジャガを作って(この辺でお里が知れる…)、南フランス産の口当たりよいフルーティーなワインを飲んでみようかと、封を切ろうとした時…
一番上のラベルをはがすと、中にコルクが…
そうですよね、コルクですよね、ワインですもんね♪
………ちなみに、我が家にはコクル抜きなんてありません。
肉ジャガに白米って普通の食事じゃん!!
気分転換になってないじゃん!!
ていうか、非情に気分がモヤモヤしているんですけど!?
ハァ~~~
自分のあまりのマヌケさに、もはや立ち上がる気力もないです。
立派なワインのビンだけが、存在感を主張しながらコタツの上に置かれています。
飲めないワイン………
明日天気だといいなぁ。
雪がすごいです。
普段はあまり積もらない町中でも、20センチくらいの積雪がありました。
雪ダルマが作りたくてしょうがない…☆
そんな中、雪をかき分け本屋さんへ。
作家の桜庭一樹さんが書評の中で、伊坂幸太郎さんの『砂漠』という本を取り上げていたので、どうしても読んでみたくなってしまって♪
近所の本屋さんは音楽が流れていて静かな雰囲気。
そこに当然、男の子の泣き声が響きました。
見ると、若いお父さんとお母さんが3才くらいの男の子を必死でなだめています。
男の子は涙声でしきりに「ワンワン! ワンワン!」(犬のこと?)と叫んでいて、こちらも必死に両親の袖を引っ張っている。
まさに火のついたような泣き方。お父さんとお母さんが声を荒げる度に、男の子の泣き声も負けじとヒートアップしていきます。
あらあら、と思ってながめていると、業を煮やしたらしいお父さんが「ピシッ!」 と男の子の頬を平手打ち!
「いいかげんにしないか!」と怒鳴って、泣き喚く男の子を抱えてとうとう店から連れ出して行きました…
静まりかえる店内。
その様子を見ていた店員さんも困ったような悲しい顔をしていて、目が合ったのでしばしお互い顔を見合わせてしまいました。
お父さんは周りのことを気にしていたみたいだけれど、大丈夫だよ、子どもは泣くものだってわかってるよ…
ゾウは、子どもが小さい時は、どんなイタズラをしても怒ったりしないそうです。
そのかわり、子どもが成長して、分別がわかるようになると、厳しくしつけます。
イタズラをしない時は、子どもに対してすごく優しいそうです。
子育ての経験もないので、わかったようなことは言えませんが、3才くらいの子にはもう厳しくしつけないといけないのかな? そりゃあ、時にはたたくことも必要だけれど、親の世間体(周りの人に迷惑)を守るためになにもたたかなくても… もっと子どもの話を聞いてやればいいのに…
少し前に読んだ本の中に、こんな話が載っていました。
混雑する電車の中で、小さな子が泣き出したことがあったんだそうです。お母さんはちょっと困ったような悲しい顔をしましたが、その子を両手で抱きかかえて、まるでひとかたまりのようにじっと抱きしめていたんだそうです。
すると、ぐずっていた子も、しだいに泣きやんだとか。
あの男の子、店の外でも怒られてなきゃいいけど…
仕事で大失敗。
慌てて家で『ロード・オブ・ザ・リング~王の帰還~』のDVDを見ました。
何度見ても涙が止まらない………
アラゴルン…レゴラス…ギムリ…メリー…ピピン…ガンダルフ…フロド…そしてサム!!
絶望的なモンドールへの旅。その途中、影におおわれた空に、かすかに輝く小さな光が見えます。
「あそこまでは影はとどかない…」
どこまでもフロドを支え、励まし、背負ってまで助けるサム。
わかったよ、サム、頑張るよ、頑張るから‥‥(TVの前で滂沱の涙)
何回見ても、いい映画だなぁ~
さあ、明日(もう今日だけれど)は新しい日。
まだ一度も失敗していない日。
頑張ろ☆
マジックテープが入用になったので、ホームセンターに買いに行きました。
マジックテープ……魔法のテープ。着脱自由な一組の布。あたり前のように使っていますが、発明したのはスイスの人だそうです。
てっきりホームセンターにあるものだと疑いもせずに行ったのに、これが探してみるとなかなか見つからない…
接着剤? ガムテープの棚? カーテン? 事務用品?
もしかして、マジックテープってホームセンターであつかってないの?
衣料品店? いやもしかして手芸店?
思い切って店員さんに聞こうかとも思いましたが、どういうわけかどの店員さんも忙しそうに見えてしまう…
しかし、ついに見つけました!
それは家庭菜園のコーナー。結束ヒモなどが置かれているところに心細げに置かれていました♪
あぁ、よかった☆
人生で初めて買ったマジックテープ。
一組145円でした。けっこう高い………