マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』の4手ピアノ編曲版を聴きました。
編曲はマーラーの弟子で指揮者のブルーノ・ワルターです。
編曲版ですが、独唱、合唱も入っています。
トランペットはアクセントという感じでしょうか。
グレゴール・マイヤー、ヴァルター・ツォラー(ピアノ)
アンニカ・シュタインバッハ(ソプラノ)
ヘンリエッテ・ゲッデ(アルト)
エマヌエル・ミュッツェ(トランペット)
ゲヴァントハウス合唱団
フランク=シュテッフェン・エルスター(合唱指揮)
歳をとったからか、あるいは私だけかもしれませんが
自分で新しい曲を探して聴いてみるということがめっきり減りました。
昔、コンサートによく行っていた頃は
プログラムに入っている知らない曲を予めCDを買って予習したり
いい曲だったら後でCDを買って聴き直したりすることもありましたが
最近はそれも少なくなったので。
ですから既に知っている曲、好きな曲を他の演奏者や編曲版で聴くことが多いです。
特に編曲版は、その曲の新たな魅力を発見したり
オリジナルでは聴こえなかった声部が見えてきたりするのが好きなんです。
マーラーは以前にも書きましたが
ナタリア・アンサンブルによる交響曲第5番(17人の奏者のための編曲版)が
大変面白かったですね。演奏も素晴らしいですし。
今回の4手ピアノ版(2台のピアノ版)ですが
本来、大オーケストラで演奏されるマーラーの交響曲をピアノで聴くのは
正直物足りないです。
ただ、この曲の最大の聴きどころは、なんといっても第5楽章の合唱部分です。
ソプラノ、アルトの独唱のあと、男声合唱が出てきたときは鳥肌が立ちました。
ピアニッシモで歌い始めるので、通常のオーケストラ版では冒頭はよく聴こえないんですよね。
Was entstanden ist, das muß vergehen!
Was vergangen, auferstehen!
生まれてきた者は、必ず朽ちなければならない!
朽ちた者は、必ず復活するに違いない!
この部分だけでも聴く価値がありました。
ピアノを弾いているのは、ゲヴァントハウス合唱団のピアニストだそうですが
新型コロナウイルスの流行で大編成の合唱作品を上演できないことから
この少人数での編曲版を思いついたそうです。
この時代だからこそ聴くことができた、この時代だからこそ聴くべき『復活』だったかもしれません。
編曲はマーラーの弟子で指揮者のブルーノ・ワルターです。
編曲版ですが、独唱、合唱も入っています。
トランペットはアクセントという感じでしょうか。
グレゴール・マイヤー、ヴァルター・ツォラー(ピアノ)
アンニカ・シュタインバッハ(ソプラノ)
ヘンリエッテ・ゲッデ(アルト)
エマヌエル・ミュッツェ(トランペット)
ゲヴァントハウス合唱団
フランク=シュテッフェン・エルスター(合唱指揮)
歳をとったからか、あるいは私だけかもしれませんが
自分で新しい曲を探して聴いてみるということがめっきり減りました。
昔、コンサートによく行っていた頃は
プログラムに入っている知らない曲を予めCDを買って予習したり
いい曲だったら後でCDを買って聴き直したりすることもありましたが
最近はそれも少なくなったので。
ですから既に知っている曲、好きな曲を他の演奏者や編曲版で聴くことが多いです。
特に編曲版は、その曲の新たな魅力を発見したり
オリジナルでは聴こえなかった声部が見えてきたりするのが好きなんです。
マーラーは以前にも書きましたが
ナタリア・アンサンブルによる交響曲第5番(17人の奏者のための編曲版)が
大変面白かったですね。演奏も素晴らしいですし。
今回の4手ピアノ版(2台のピアノ版)ですが
本来、大オーケストラで演奏されるマーラーの交響曲をピアノで聴くのは
正直物足りないです。
ただ、この曲の最大の聴きどころは、なんといっても第5楽章の合唱部分です。
ソプラノ、アルトの独唱のあと、男声合唱が出てきたときは鳥肌が立ちました。
ピアニッシモで歌い始めるので、通常のオーケストラ版では冒頭はよく聴こえないんですよね。
Was entstanden ist, das muß vergehen!
Was vergangen, auferstehen!
生まれてきた者は、必ず朽ちなければならない!
朽ちた者は、必ず復活するに違いない!
この部分だけでも聴く価値がありました。
ピアノを弾いているのは、ゲヴァントハウス合唱団のピアニストだそうですが
新型コロナウイルスの流行で大編成の合唱作品を上演できないことから
この少人数での編曲版を思いついたそうです。
この時代だからこそ聴くことができた、この時代だからこそ聴くべき『復活』だったかもしれません。