前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

コボ太郎の近況

2012-07-26 21:18:05 | そのほか
楽天の電子書籍端末「kobo Touch」トラブルはまだまだ尾を引きそうですね。

購入者レビューが見られなくなって、批判に拍車がかかったようです。
(楽天「みんなのレビュー」ページではまだ見られますが)


その辺の事情も含めて今回のトラブルに関して、
楽天の執行役員が「大きなミスを犯してしまった」とインタビューに答えています。

最終テスト・調整が完了する前の専用PCアプリが
ダウンロードできる状態になっていたことも要因の一つのようですが、
製品が良ければこれほど批判は浴びていないでしょう。

要は、事前のチェック等が不十分な製品を売ってしまったということと、
使い始めるのに必要な作業や環境を十分告知せず、
買ってすぐに使えるような印象を与えたことの方が重大です。

アマゾンが今月中に「Kindle」を発売するような情報がありますが、
その前に慌てて売りだした、というのが本当のところではないでしょうか。
(英語公用化は原因ではないと言ってますが・・・)


ネットの世界でよく起きる「炎上」という事象はあまりいい事とは思いませんが
今回の件に関しては、100%売り手の問題ですので止む無しでしょう。
(みんなお金払ってるわけだしね)

2ちゃんねるの書き込みの中には、

  こういう面白さは買った当事者でないと味わえない。それだけでも買った甲斐があった・・・

などという「太い」発言もありました。


(こういうエクセレントなAAもあったりして)


未だにきちんと動作していない方には申し訳ないですが、私も完全に上記の立場です。
(この手の"すったもんだ"は決して嫌いじゃない)

暫くはこの話題で盛り上がれそうですし、「kobo Touch」トラブルの被害者として
当分の間は楽天に対して「有利な立場」が保てそうですので。
(具体的にどんなメリットがあるかは不明ですが)


ところで我が家のkobo Touch「コボ太郎」君は、
たまに機嫌が悪くなりますが、まあまあ順調に"成長"してくれてます。

イクラちゃんからタラちゃんくらいには意思の疎通ができるようになったかと。




我が家のコボ太郎君(考え中の顔)。
起こすと前のことを"思い出す"のにちょっと時間がかかります。

はにー&どぐー

2012-07-24 20:40:45 | そのほか
ネットを見ていたらこんな「ゆるキャラ」が!


はにー&どぐー


記事曰く、

  日本サッカー協会の応援キャラ「はにー&どぐー」が復活した。
  90年代後半に各スタジアムに出没して「炎の日本代表サポーター」として
  愛されたゆるキャラだが、99年春から長い眠りに就いていた。
  日本サッカー協会によると、5月の金環日食で目覚めたという。

  日本サッカー協会がかつての公認マスコットを“出土”させた。
  はにーの体は若干、汚れていたが、天皇杯実施委員長の佐々木一樹氏は
  「考古学者が泥をはらってきれいにしてくれました」と再生を強調。

全く知らんかったぞ、こんなキャラ。

たまらん!


遮光器土偶がこんな姿に・・・

『能ぎらい/能好き/能という名前』 (夢野久作著)

2012-07-22 08:54:06 | そのほか
電子書籍端末「kobo Touch」で「本」を読んでみました。

操作性やタッチした時の"反応"にはまだまだ不満はありますが、
文字は思ったほど読み辛くないです。慣れると気になりません。


『能ぎらい/能好き/能という名前』は文字通り「能」についての随筆です。
全集(の、しかも最後の方の巻)でないと読めないような作品ですので、
こういう随筆・短編が手軽に読めるのは嬉しい限りです。
(そもそもこんな"作品"の存在自体知りませんでしたので)


正直、新刊や長編をこの端末で読む気にはまだなれませんが、
古い作家の、あまり知られていない「小品」を探したり、
有名だけど読んでいない「古典」を読むには最適かもしれません。

しかも無料だし。
「青空文庫」用のファイルを作成したボランティアの皆さん、ありがとう。


ということで、電子書籍端末「kobo Touch」、
星一つ(★☆☆☆☆)から星二つ(★★☆☆☆)に格上げです。



(追記)
引き続き、小栗虫太郎、小酒井不木などの探偵小説をダウンロード。
ただ木々高太郎の作品がないのが残念。
格上げしたので、楽天でkobo Touch用ブックカバーを注文しました。
操作については「三回くらいでコツつかむ」ってな感じです。

楽天の電子書籍端末「kobo Touch」を買ってみた

2012-07-21 00:19:15 | そのほか
身の回りにある"ハイテク機器"?と言えば、パソコンを除けばipodのみ、
タブレット端末はおろか、スマートフォンすら使ってませんが、
7,980円(送料・税込)という値段なら、まあ試してみてもよかろう・・・

ということで楽天の電子書籍端末「kobo Touch」を予約購入。
発売日の昨日届きました。


マニュアルなどは特になく、折りたたまれた簡単な「ウェルカムガイド」があるのみ。
ipodもそうでしたが、とりあえずパソコンに繋いだら何となく使えたので、
今回もそんな感じかな~・・・と思っていたら、これが大間違い。

 ※今、改めて「ウェルカムガイド」を見たら、下の方に小さく
 「弊社webサイトをよくお読みのうえ、正しくお使いください」だと。

まず、「本」をダウンロードするためのデスクトップソフト自体のダウンロードが
やたら時間がかかる(正味1時間以上)。

そんでもってようやくダウンロードできたデスクトップソフトをインストールし、
肝心の「kobo Touch」本体を接続して、更新?処理を行うが、
これまたいつまで経っても終わらない。仕方なくそのまま朝まで放置。


で、朝見てみると「正常に終了できませんでした」みたいなメッセージが!
やむなくパソコンから外すと、処理自体は終わってるみたい。

が、朝からこんなことにかかずらわってる暇はなーい!
モヤモヤを抱えながらも会社へ。


会社で楽天の「kobo Touch」の最新レビューを見て「ほっ」。
「よかった、僕だけじゃないんだ。一人ぼっちじゃないんだ」
軒並み「星一つ」の書き込みが並ぶ。内容は自分とほぼ一緒。
(中には「箱から出し辛い」などの書き込みもありましたが、ほんとに出し辛かった)

まあ、昨日手元に届いた人が一斉にアクセスしたせいもあるかとは思いますが、
完全に出鼻をくじかれた感じです。


本日帰宅後、再度接続して、ようやく無料の本(青空文庫)をいくつかダウンロード。
(夢野久作の作品が大量に・・・これは予想外)

で、実際に使って見ましたが、まあ~なんと操作性、動きの悪いこと。
アップルさんとは大違い。それとも私の「直感」が悪いの?
こう言ってはなんだが、「純正品」の激安コピー商品かの如く。


まだまだ電子書籍が普及していない日本で、取り敢えず安価で端末を売り捌き、
使い勝手の悪さや不具合は、購入者からの苦情を元に修正していき、
(なにせ「購入者=モニター」が多数いるわけだから)
使い勝手が良くなる頃までにライブラリーを増やしつつ「キラーコンテンツ」を投入・・・

という筋書きなのかもしれませんが、
少なくとも今朝の時点では「もう二度と楽天では買わん。一切、何も買わん」と思いましたね。
(今は夢野久作ライブラリーで多少、軟化)


楽天は社内公用語を英語にする(した?)そうですが、
重大な不具合が多数あるにもかかわらず、英語で伝えるのがめんどくさいので、
「OK OK」「No problem」「All right」で販売しちゃったんじゃないの?
と本気で思いました。