前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

2k540 AKI-OKA ARTISAN

2013-07-22 07:52:17 | そのほか
日本橋「アートアクアリウム展2013」の帰り、秋葉原に足を伸ばし、
『2k540 AKI-OKA ARTISAN』に行ってきました。

JR秋葉原駅~御徒町駅間の高架下にできた、職人工房が集まるエリアです。

  <2k540>は、東京駅を起点として2キロ540メートル付近
  <AKI-OKA>は、秋葉原(AKIHABARA)と御徒町(OKACHIMACHI)の中間
  <ARTISAN>は、フランス語で職人
  を表しているそうです。




入口付近。かっこいい!




なんか巨大なぬいぐるみが!
「UAMOU」とかいうキャラクターみたいです。


木で作られた雑貨や革製品など、同じようなお店が多かったので、
もうちょっとバラエティに富んでいればと思います。




この日は比較的涼しかった。空には秋のような雲が。

アートアクアリウム展2013 ~江戸・金魚の涼~

2013-07-21 09:32:24 | 美術関係
昨年に続き、今年も日本橋三井ホールで
『アートアクアリウム展2013 ~江戸・金魚の涼~』を観てきました。

展示?の仕方は昨年とあまり変わりはなく。
そして(自分も含めて)カメラを持った人がウジャウジャ。
自分達も「珍しい生き物」として観察されているんじゃないかしら・・・。

今年は、ちっこい・かわいい金魚が少なかったような。




こんな感じの、ちょいデカが多かった。



<金魚コレクション KINGYO COLLECTION>


アップにすると、こう↑ う~ん・・・かわいくない・・・



<ギヤマンリウム GIYAMANRIUM>
カラフルです。餌に色付けしてるんでしょうかね。



<エレガンスダンス ELEGANCE DANCE> 華魚撩乱
この辺の展示方法も変わらず。



<大奥 OHOKU> 巨大金魚鉢
昨年の<花魁 OIRAN>の流れを汲むもの。てことはまあ似たようなものということで。



<水中四季絵巻 THE FOUR SEASONS AQUARIUM> 絵巻水槽


<キモトリウム KIMONORIUM> 着物水槽
昨年のブログを観てみるとわかりますが、まあ似たりよったり。


この季節、涼しげですし、写真を撮ったり楽しいのですが、
もう少し変化をつけてもらいたいですね。
COREDO室町を含めて、和で統一された雰囲気はとても素敵なんですけど。



帰りに、地下1階のタロー書房で買ってしまいました。

雑誌「考える人」2013年夏号~数学は美しいか~

映画 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』

2013-07-15 20:48:16 | 舞台・映画など
ライムスター宇多丸さんのラジオ番組
「ウィークエンド・シャッフル」の人気映画批評コーナー「シネマハスラー」
(現在は映画時評ムービーウォッチメンというコーナーに変わっていますが内容は同じ)
で宇多丸さんがおススメした映画をDVD等で観るようにしています。

本来は映画館に行くべきなのでしょうが、
そもそも映画自体あまり観ない方なので、これでも自分としてはかなりの進歩です。

最近では、
  007スカイホール
  桐島、部活やめるってよ
  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
などなど・・・まあ観たというほどの数ではありませんが。


そんな宇多丸さんが激賞していたのが、
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』
です。

2001年の作品ですが、
監督の原恵一さん最新作(にして、初めての実写作品)
「はじまりのみち」の時評にあたり、この『オトナ帝国の逆襲』にも
改めて触れていました。


宇多丸さん曰く

  日本アニメ史、いや日本映画史に残る超弩級の名作
  クレヨンしんちゃんと思って舐めてると、泣き死にするぞ!

公開当時、
現番組の構成作家で、アニメライターもされていた古川耕さんから、
細田守(「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」等)に続き、

  「またすげえのが出てきた」

と薦められて観に行ったのが、原恵一監督の『オトナ帝国の逆襲』だったそうです。


子供向けの「クレヨンしんちゃん」としての"お約束"もちゃんと盛り込み、
ジャンル映画としてキッチリ作っている一方で、映画が"あるポイント"にさしかかった時、

  劇場中の、(子供たちを)連れてきた親という親、
  そして俺たち(宇多丸さん)みたいな大人たちが
  嗚咽 ・・・


このブログをお読みの方はおわかりかもしれませんが、
もともと子供向けアニメ(というか子供っぽいもの全般)が好きですし、
「涙腺決壊沸点?」も低いので、案の定、その"あるポイント"で落涙!
(いや、フツーのオトナが観ても絶対・・・!)


過ぎし日の懐かしい"匂い"に誘われて、過去(20世紀)の子供時代に戻り、
現在(21世紀)を、子供たちの未来を放棄しようとする大人たちと、
今を、家族を、そして自分たちの未来を取り戻そうとするしんちゃんたちの戦い!

楽しかった子供時代、懐かしい"あの時"を失う(大人になる)一方で
新たに手に入れた幸せ・・・(それを思い出させてくれる"臭い"!)

 あの時を経験したからこそ(生きてきたからこそ)今がある
 今を、そしてこれからを生きていくからこそ、輝く過ぎし日々

まさしく「日本映画史に残る超弩級の名作」でした。




第1回日本オタク大賞受賞(2001年度)
雑誌『映画秘宝』映画ベスト10 第1位(2001年度)