Hot Cords Of Pianoの『Piano Tribute To Kraftwerk』
というアルバムを聴きました。
ピアノ・アンサンブルによる、クラフトワークの編曲版です。
このジャケットは明らかに
「コンピューター・ワールド(Computer World)」を意識していますね。
Kraftwerk「Computer World」
楽曲自体は、「放射能(Radio-Activity)」から
「エレクトリック・カフェ(Electric Cafe)」の曲まで
幅広く取り上げられています。
中でも一番気に入ったのが「Computer Love」です。
アナログ楽器によるクラフトワークの編曲というと、
以前にバラネスク・カルテットの『POSSESSED』という
アルバムについて触れました。
Balanescu Quartet「Possessed」
この時も、最初に耳にして、真っ先に惹かれたのが、
やはり「Computer Love」でした。
こちらは弦楽四重奏による演奏ですが、
アナログ楽器(による編曲)との相性が良いようですね。
クラフトワークとの出会いは、小学生の頃、YMO経由です。
すごく大雑把な「テクノ・ポップ」という括りで、
アルバムを何枚か聴きましたが、YMOほどは夢中になりませんでした。
(YMOに比べて"単調"に感じたのかもしれません)
今回のピアノ・アンサンブルによる「Computer Love」は、
ミニマル・ミュージックの様な編曲です。
やはり「ミニマル・ミュージック=テクノ」の親和性でしょうか。
子供の頃に"単調"と感じた由来かもしれません。
バラネスク・カルテットの「Computer Love」の時もそうでしたが、
クラフトワークの編曲版?に出会うと、
少しの間「どっかで聴いたことあるなあ、何だっけなあ?」
その後に「あ、クラフトワークか!」
ということが起こります。
「ソードフィッシュ(SWORDFISH)」という映画をご存知でしょうか。
ジョン・トラボルタ、ヒュー・ジャックマン共演の
ピカレスク・アクション映画で、ツッコミどころはあるものの、
スタイリッシュで、時々観返したくなる好きな作品なのですが、
クラブのシーンでアレンジされたクラフトワークの楽曲
「Trans-Europe Express」が使われています。
Paul Oakenfold「SWORDFISH」
正しくは、アフリカ・バンバータがサンプリングして
「Trans-Europe Express」を取り入れた「Planet Rock」
という曲(のリミックス)のようですが、
この時も、映画を観ていて「どっかで聴いたことあるなあ」
が起こりました。
特徴はあるのですが主張しすぎない旋律というか、
この位の"個性"が、編曲され易さ、サンプリングされ易さ
なのかもしれません。
ところで、Hot Cords Of Pianoによる「Computer Love」は
ピアノの細かい動きが延々と続くようなアレンジですが、
ティム・セッダン(Tim Seddon)という作曲家の「16」
という曲に(結果的に)非常に似た感じになっています。
曲名通り?16分音符を連続的に用いているミニマル系の曲ですが、
違った道程(テクノとクラシック)から同じ目的地にたどり着いた、
という感じです。
Piano Circus「6台のピアノによるイギリス音楽作品集」
というアルバムを聴きました。
ピアノ・アンサンブルによる、クラフトワークの編曲版です。
このジャケットは明らかに
「コンピューター・ワールド(Computer World)」を意識していますね。
Kraftwerk「Computer World」
楽曲自体は、「放射能(Radio-Activity)」から
「エレクトリック・カフェ(Electric Cafe)」の曲まで
幅広く取り上げられています。
中でも一番気に入ったのが「Computer Love」です。
アナログ楽器によるクラフトワークの編曲というと、
以前にバラネスク・カルテットの『POSSESSED』という
アルバムについて触れました。
Balanescu Quartet「Possessed」
この時も、最初に耳にして、真っ先に惹かれたのが、
やはり「Computer Love」でした。
こちらは弦楽四重奏による演奏ですが、
アナログ楽器(による編曲)との相性が良いようですね。
クラフトワークとの出会いは、小学生の頃、YMO経由です。
すごく大雑把な「テクノ・ポップ」という括りで、
アルバムを何枚か聴きましたが、YMOほどは夢中になりませんでした。
(YMOに比べて"単調"に感じたのかもしれません)
今回のピアノ・アンサンブルによる「Computer Love」は、
ミニマル・ミュージックの様な編曲です。
やはり「ミニマル・ミュージック=テクノ」の親和性でしょうか。
子供の頃に"単調"と感じた由来かもしれません。
バラネスク・カルテットの「Computer Love」の時もそうでしたが、
クラフトワークの編曲版?に出会うと、
少しの間「どっかで聴いたことあるなあ、何だっけなあ?」
その後に「あ、クラフトワークか!」
ということが起こります。
「ソードフィッシュ(SWORDFISH)」という映画をご存知でしょうか。
ジョン・トラボルタ、ヒュー・ジャックマン共演の
ピカレスク・アクション映画で、ツッコミどころはあるものの、
スタイリッシュで、時々観返したくなる好きな作品なのですが、
クラブのシーンでアレンジされたクラフトワークの楽曲
「Trans-Europe Express」が使われています。
Paul Oakenfold「SWORDFISH」
正しくは、アフリカ・バンバータがサンプリングして
「Trans-Europe Express」を取り入れた「Planet Rock」
という曲(のリミックス)のようですが、
この時も、映画を観ていて「どっかで聴いたことあるなあ」
が起こりました。
特徴はあるのですが主張しすぎない旋律というか、
この位の"個性"が、編曲され易さ、サンプリングされ易さ
なのかもしれません。
ところで、Hot Cords Of Pianoによる「Computer Love」は
ピアノの細かい動きが延々と続くようなアレンジですが、
ティム・セッダン(Tim Seddon)という作曲家の「16」
という曲に(結果的に)非常に似た感じになっています。
曲名通り?16分音符を連続的に用いているミニマル系の曲ですが、
違った道程(テクノとクラシック)から同じ目的地にたどり着いた、
という感じです。
Piano Circus「6台のピアノによるイギリス音楽作品集」