発刊当初から各メディアで取り上げられ、すでに大きな反響を呼んでいる、
しりあがり寿さんの『あの日からのマンガ』を読みました。
しりあがり寿さんの作品を知ったのは高校時代です。
友人から薦められ、『エレキな春』『おらあロココだ』などの作品を読みました。
当時は「ヘタウマ」(一見下手に見えるが実は上手い)などと呼ばれる一群に
属していたと記憶しています。
絵柄はかなりラフですが、シュールかつブラックなギャグ漫画?で
私も一時期はまりましたし、そのころから一部のマニア、あるいは同業者から
高く評価(天才の呼び声も)されていました。
すでにお読みになった方も、また読もうと思っている方も多いと思いますので
内容について多くを語るつもりはありません。
正直、今、じっくりと読むことはできませんでした。
パラパラとページを捲りながら、飛ばし飛ばし読んだだけです。
それでも、なんども涙があふれ出てきます。
「地球防衛家のヒトビト」の「あの日」からの奮闘を描いた作品
原発内部の放射性元素たちが主人公の作品
「私は分かっていたの。皆の手に負えるような女じゃないって」と嘆くゲンパツさん
私のような一般凡人が、安易に「天才」という言葉を使うのは愚かしいことです。
でも、私には、自分なりの「天才の定義」があります。それは
他の人達が想像できないようなものを創造できる人を天才と呼ぶ
というものです。
しりあがり寿さんは紛れも無く「天才」でした。
彼がこの作品や新聞等で語った言葉は、他の誰のどんな言葉よりも、
「あの日」のそして「それから」の現状を的確に表現しており、胸に響きます。
私たちは『原発は安全』ということに賭けていた。その賭けに負けたんです。
しりあがり寿さんの『あの日からのマンガ』を読みました。
しりあがり寿さんの作品を知ったのは高校時代です。
友人から薦められ、『エレキな春』『おらあロココだ』などの作品を読みました。
当時は「ヘタウマ」(一見下手に見えるが実は上手い)などと呼ばれる一群に
属していたと記憶しています。
絵柄はかなりラフですが、シュールかつブラックなギャグ漫画?で
私も一時期はまりましたし、そのころから一部のマニア、あるいは同業者から
高く評価(天才の呼び声も)されていました。
すでにお読みになった方も、また読もうと思っている方も多いと思いますので
内容について多くを語るつもりはありません。
正直、今、じっくりと読むことはできませんでした。
パラパラとページを捲りながら、飛ばし飛ばし読んだだけです。
それでも、なんども涙があふれ出てきます。
「地球防衛家のヒトビト」の「あの日」からの奮闘を描いた作品
原発内部の放射性元素たちが主人公の作品
「私は分かっていたの。皆の手に負えるような女じゃないって」と嘆くゲンパツさん
私のような一般凡人が、安易に「天才」という言葉を使うのは愚かしいことです。
でも、私には、自分なりの「天才の定義」があります。それは
他の人達が想像できないようなものを創造できる人を天才と呼ぶ
というものです。
しりあがり寿さんは紛れも無く「天才」でした。
彼がこの作品や新聞等で語った言葉は、他の誰のどんな言葉よりも、
「あの日」のそして「それから」の現状を的確に表現しており、胸に響きます。
私たちは『原発は安全』ということに賭けていた。その賭けに負けたんです。