妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

ティッシュペーパーで雑巾を縫った妻

2011-11-10 00:36:15 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 現在 要介護5で老健に入所中です

特養のデイ利用時の日記から(要介護2)

平成17年7月21日(木)

デイ休みの日の行動

最近、カバンいじりの他に、新たな異常行動がはじまった。

 

黒の木綿糸を、ボール紙に巻き換えたり、短く切ったりすることがはじまった。

 

ティッシュペーパーで雑巾のような物を縫ってました。

 

トイレに入ると、1時間以上出てきません。

 

一日中、一緒に居るのは疲れます。

 

施設からの便り(平成17年7月22日)

ティッシュを、黒糸で縫った物を、入浴時に確認しました。

毎日、介護なさっているご主人は本当に、お疲れ様です。

一日一緒に居ることの大変さ、わかるような気がします。

 

振り返って(平成23年11月9日)

当時、妻はデイ休みの日は、家の中で一日中、手を動かす何かをしていた。

 

信じ難い、と思う程、何時間も手で何かしら、いじってました。

 

もし、妻は足を常に動かす行動を、とっていたら何時間も

徘徊する行動を、とっていたと思います。

 

当時の異常行動、認知症ゆえの周辺症状だから、と言われても、

病状を理解していても、介護者(私)は、心は癒まることはない。