妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

私の洗濯機どこに行った

2011-11-22 00:06:50 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 要介護5で 老健に入所してます

特養のデイ 利用時の日記です(要介護2)

平成17年8月10日(水)

風呂のお湯を 出したままで部屋に入ったので適当なところで

とめましたが いつまでも出てこないので覗くと眠ってました

 

数日前 朝 風呂場で水の流れる音がするので 見ると お湯が

溢れ出ていました(多分前夜からだと思う)

 

本人は 家事をやらねばと 何でも手を出すが 全てが

失敗ばかりで やることが妨害になるだけです

 

施設からの便り

仕事が中途半端になってしまうのは 自分で何をしていたのか

忘れてしまうためですね

認知症の方は皆 同じ様です

 

自分が 今 何をしなければいけないのか

逆に 何をしてはダメなのか 全ての判断力に欠けてしまう病気です

 

不安の中で生きていらっしゃると思います

少しでも 自信を持って過ごしていただけるように 関わって行きたいと

思います

 

反省 平成23年11月22日

認知症の人 と言うより妻に限定して観察してます

体で覚えてる動作を 手順をコマ切れにして行動してます

 

正しいか 誤っているか 確認することはしない 出来ない

本人は 判らないから人に聞くという脳の働きが無い(記憶障害)

 

今まで 家電の使い方を訊いた事が無い

 

洗濯機を新型に換え とうとう使い方が解らないまま になりました

風呂も I H調理器も私たちには こんなに簡単で便利だと思ってますが

妻は 全く飲み込めなかった

これは大失敗だった

ガスコンロのままだったら まだまだ調理が出来たのに と悔やまれます

 

本人は 今まで使っていた洗濯機なら使えると意思表示をしました

引き取りに出して ない洗濯機を 私の洗濯機どこに行ったと

庭に出て探しまわりました