妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

この2年間洗濯したかしないかわからない

2011-11-26 00:42:26 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 要介護5で 老健に入所してます

特養のデイ 利用時の日記です(要介護2)

いつも デイから帰ってから 直ぐに カバンいじりが始まるのが

カバンをいじらず 取り込んだままの洗濯物が 部屋においてあったので

その洗濯物を 丁寧に時間を掛けて畳んでいました

 

妻の物は 先にしまって置きましたが 自分のものが無いのに

気が付かないようでした

 

施設からの便り

午前中 郡山の ポップサーカスに行ってきました

行っても 公演に集中する事ができず 他の利用者のカバンが

気になったり 「子供たちのごはんの準備しなきゃ!!」 と、

職員や 他の利用者をまきこんで殆ど観ていませんでした

 

会場に居ることができず 途中退場してきました

 

振り返って

妻は 几帳面な性格なので 乱雑な 取り込んだままの

洗濯物に目が移ったのだと思う

 

自分のものが無いのに気が付かないのと この時点で

2年ぐらい自分では 洗濯は してないのが気が付いていない

 

妻の認知症の症状は 記憶が途切れ 途切れで 思考も継続しない

この瞬間の目に見えていることと 過去の記憶が一コマ 一コマ

頭に浮かんで 出た映像だけを 平面で語っている(思考が伴わない)

と私は観察しています

妻には 将来の事を考えたり 思ったりする事が あるのか 私にはわかりません