今日は早朝から地区の溝掃除だった。最近、我が家の代表は家内と決まっている。天候が心配されたが、終わった途端に降り出した。良かったー
碁盤の目に張り巡らされた用水路・排水路は、水田だった昔に整備されたものだが、その後は構造改善事業で殆どがミカン畑に変わった。
その用水路には、昔ながらに今も6/1になると通水が始まる。
時代が移り変わりしても、お米にこだわり、自家消費用のお米だけを今も作っている農家が3軒。彼らは、共同で苗作り・田植え・収穫作業を行っている。
彼らにとって、この用水路の水は欠かせない。
・・・何か作るん?・・・
先日のことだった。そのうちの一人が我が家にやってきた。
農家:『あそこの畑、除草剤が効いて雑草が綺麗になっているけど、何か作るつもり?』と聞いてきた。
自分:「放置しとくと病害虫の温床になって周りの畑に迷惑がかかるので、定期的に除草剤散布してるんや。作るつもりはないけど・・・・・どうして?」
農家:『もし、空いているんやったら、稲の苗、作るのに貸してもらおうと思って・・・皆から頼みに行って来てと言われて。あそこなら、水の調達もやりやすいし』
自分:「どうぞ どうぞ」
・・・・・・・
数日後、我が遊休農地に隣接する用水路の溝掃除に行った時のことだった。
ブルーシートをプール代わりにして、水が張ってあった。
その時、たまたま、この間の農家が軽トラでとおりかかり、車を停めた。
農家:「この畑、自分らで1年間、雑草処理させてもらう」
自分:「そんなん悪いわ。苗を作っている期間中だけ管理してくれたらエエで」
申し出に躊躇した。
・・・・・・・
畑を借りるお礼のつもりみたいだったが、1か月ほど貸すだけだし、もともと遊ばしている畑だし・・・しかも彼らが使うのは畑の一角だけだし・・・
自分が除草剤散布するときは簡易式の電池噴霧器なので、時間はかかるが薬剤はすくなくて済む。
彼らの除草剤散布は動噴を使うので使う薬剤は3倍ぐらい必要だし、自分と違って高価な除草剤を使うはず。気の毒すぎる。
どうするかは、もう1~2回、彼らと会話をキャッチボールしてからと思っている。
♬ 時の流れに身をまかせ・・・ ♬ かも・・・