紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

耕作放棄地で稲の苗作り?

2021年05月16日 | 家庭園芸&直売所

今日は早朝から地区の溝掃除だった。最近、我が家の代表は家内と決まっている。天候が心配されたが、終わった途端に降り出した。良かったー

碁盤の目に張り巡らされた用水路・排水路は、水田だった昔に整備されたものだが、その後は構造改善事業で殆どがミカン畑に変わった。

その用水路には、昔ながらに今も6/1になると通水が始まる。

時代が移り変わりしても、お米にこだわり、自家消費用のお米だけを今も作っている農家が3軒。彼らは、共同で苗作り・田植え・収穫作業を行っている。

彼らにとって、この用水路の水は欠かせない。

 

・・・何か作るん?・・・

先日のことだった。そのうちの一人が我が家にやってきた。

農家:『あそこの畑、除草剤が効いて雑草が綺麗になっているけど、何か作るつもり?』と聞いてきた。

自分:「放置しとくと病害虫の温床になって周りの畑に迷惑がかかるので、定期的に除草剤散布してるんや。作るつもりはないけど・・・・・どうして?」

農家:『もし、空いているんやったら、稲の苗、作るのに貸してもらおうと思って・・・皆から頼みに行って来てと言われて。あそこなら、水の調達もやりやすいし』

自分:「どうぞ どうぞ」

・・・・・・・

数日後、我が遊休農地に隣接する用水路の溝掃除に行った時のことだった。

ブルーシートをプール代わりにして、水が張ってあった。

その時、たまたま、この間の農家が軽トラでとおりかかり、車を停めた。

農家:「この畑、自分らで1年間、雑草処理させてもらう」

自分:「そんなん悪いわ。苗を作っている期間中だけ管理してくれたらエエで」

申し出に躊躇した。

・・・・・・・

畑を借りるお礼のつもりみたいだったが、1か月ほど貸すだけだし、もともと遊ばしている畑だし・・・しかも彼らが使うのは畑の一角だけだし・・・

自分が除草剤散布するときは簡易式の電池噴霧器なので、時間はかかるが薬剤はすくなくて済む。

彼らの除草剤散布は動噴を使うので使う薬剤は3倍ぐらい必要だし、自分と違って高価な除草剤を使うはず。気の毒すぎる。

どうするかは、もう1~2回、彼らと会話をキャッチボールしてからと思っている。

♬ 時の流れに身をまかせ・・・ ♬  かも・・・



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