朝、玄関を開けて外を見てギョッとした。視界がぼやけてよく見えない・・・一瞬、目が白内障にでもなったのか、脳に異変が起こったのかとさえ思った。
しばらくしてから、濃霧だと気づいた。体の異常でないことがわかってホッとした。
土砂降りの豪雨で視界が悪くなったことは何度も経験しているが、いつもは見える庭からの風景が霧隠れして殆ど見えなくなったというのは記憶にない。
ただ、かつて尾根越えの道路を走っていて濃い霧に出会い、前を走る車の尾灯がかすかにしか見えなかった時に比べると、それほど霧は濃くなかったし恐怖も感じなかった。
一瞬は心身を凍りつかせた霧。記念にと、カメラを持ちだした。
・・・・・ゆら早生みかんミニサイズ・熟した富有柿・摘果した紅八朔・・・・・
紅八朔の収穫は12月中旬ぐらいからだが、樹上で熟成させるため2月以降のつもり。木も若いので、枝は上に向かってどんどん伸ばしたいと思っているが、肥大した果実が重くなって妨げていたので摘果した。
立派に大きく育っているし、未熟かも知れないが収穫間際だし、絞って料理に使ったり、マーマレードに使えるかもと、大きなもの数個だけは畑から持ち帰った。
他の果実と大きさを比べてみた。やっぱり大きな八朔だった。