放送中のテレビは、よほどのことがない限り見ない。
普段、テレビのスイッチを入れる時は、「録画した番組」または「YouTube」を見る時、または毎夜、家内とする約30分間の「ダーツゲーム」の時だけ。
・・・そんなワンパターンの番組、面白い?・・・
再々放送されている「時代劇」を録画して見ていると言うと、人からは、「エー、そんなワンパターンの番組、面白い?」と言われる。
近年、歳のせいか、筋書きが重たかったり、頭を抱えたりするようなテレビ番組は敬遠するようになってきた。
テレビの前に座っている時間も少ないので、月~木の週4回、ローカル局で再々放送されている「吉宗評判記(暴れん坊将軍シリーズ)」と「大江戸捜査網」は録画しても溜まる一方。暇な日に、まとめてみたりする。
「暴れん坊将軍」も「大江戸捜査網」も筋書きはワンパターンだが、温かい人情味に溢れているのがいい。弱き庶民を助ける筋書きも心地よいし安心してみていられる。庶民の清貧な暮らしぶりに心が洗われることもある。
ただ、番組のヤマ場である悪人を退治するチャンチャンバラバラの場面は、役者の立ち回りの見せ場だとは思っているが、斬ったり斬られたりは見たくないので早送りしている。
30~40年ほど前に放送された番組の醍醐味は、他にもある。出演者の何十年も前の若かりし頃がみられる。着物姿もいい。
著作権法があるので出演模様を写真紹介できないのが残念・・・ 以下、文章でワンポイント。
・・・「吉宗評判記」(暴れん坊将軍のシリーズⅠ)では・・・
8代将軍吉宗を演じる松平健は、今とは似ても似つかぬ凛々しい若者ぶりに驚愕する。次の「シリーズⅡ」から表情・演技ぶりが馴染んでくる。
火消し「め組」の頭を演じる北島三郎は、歌手とは思えない名演技。表情・しゃべり、見ていて楽しい! 面影は今も変わらない。
初代女房役の春川ますみのコミカルな演技も見逃せない。
御庭番の夏樹陽子は魅力的すぎる。彼女の鳥追い姿は美しすぎる。画面に登場するたびに、胸がドッキンドッキンする。
・・・「大江戸捜査網」では・・・
主役で隠密同心の故・松方弘樹の雄姿がみられる。
同じく隠密同心に、魅力的すぎる夏樹陽子も出演している。普段の芸者役にメロメロ。
・・・他にも・・・
両番組とも、毎回、ゲスト出演がある。それも楽しみの1つ。若き日の美空ひばりが出てくることもある・・・
古きもの・昔のものが懐かしくなるような歳になったのかも知れない。