自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

"魚露目"でパチリ (14) ~フタホシヒラタアブ(産卵)~

2019-12-01 | ヒラタアブ

N公園にて。

ケイトウの花を訪れていたのがフタホシヒラタアブ。じっと観察していると,根元で咲くカタバミの花に降りて花粉を舐め始めました。

 

 

そこから離れる気配がないので,「きっと産卵するな」と予感。やっぱり! すぐ近くのケイトウの花に移って行ったかと思うと,もう産卵!

 

 

そのまま歩いて花の先端へ移動。そうして去って行きました。

 

 

行動を見て,予感が当たっていて,大満足。去った後卵を探したら,ちゃんとありました。

 

 


晩秋のマダラバッタ

2019-12-01 | 昆虫

たいへん寒くなってきました。昆虫の姿はどんどん消えて行きます。

N公園の草地を歩いていると,ぴょんと弱々しく跳んだのがマダラバッタ。「ほっ,ほーっ! これはめずらしい」。そう思ってしまうほど,この公園ではそう見かけることはありません。

食餌中です。イネ科植物の葉をバリバリ食べています。後脚を見ると,特徴がよく現れています。後脛節は赤・青・黒の斑模様。

 

 

後腿節の下面は赤色です。 

 

レンズを近づけても去ろうとしません。

 

ひたすら食べています。

 

歩いて移動。そこでもキク科植物の葉を口にし始めました。

 

めったにない観察機会だけに,うれしいひとときになりました。