我が家の更地にて。
たぶんヒメアカタテハだと思われます。翅がずいぶん傷んでいるので,アカタテハなのかヒメアカタテハなのか,即座には同定できませんでした。その個体が敷き詰めた砕石の上にいて,近づいても離れようとしません。
弱々しく舞い上がって近くに移りました。色褪せているだけでなく,前翅がこんなにボロボロ状態。
こんな状態で,なんとか飛んで移動。
ホトケノザに舞い降りて,花で吸蜜。
口吻がカーブを描いています。なんとか生きようする姿にこころ打たれます。
近くのホトケノザに移動。そこでも懸命に蜜を吸っていました。
ヒメアカタテハの越冬態は暖地では不特定らしいのですが,ここではどうやら幼虫のようです。姿から見てもこの成虫は間もなくいのち絶えそう。力いっぱい生きてきたのですね。