自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

"魚露目"でパチリ (19) ~ヒメアカタテハ~

2019-12-07 | 昆虫

我が家の更地にて。

たぶんヒメアカタテハだと思われます。翅がずいぶん傷んでいるので,アカタテハなのかヒメアカタテハなのか,即座には同定できませんでした。その個体が敷き詰めた砕石の上にいて,近づいても離れようとしません。 

 

弱々しく舞い上がって近くに移りました。色褪せているだけでなく,前翅がこんなにボロボロ状態。 

 

こんな状態で,なんとか飛んで移動。 

 

ホトケノザに舞い降りて,花で吸蜜。

 

口吻がカーブを描いています。なんとか生きようする姿にこころ打たれます。

 

近くのホトケノザに移動。そこでも懸命に蜜を吸っていました。

 

ヒメアカタテハの越冬態は暖地では不特定らしいのですが,ここではどうやら幼虫のようです。姿から見てもこの成虫は間もなくいのち絶えそう。力いっぱい生きてきたのですね。  

 


’19 秋,虫の目写真シリーズ(69)~キアゲハ(幼虫)~

2019-12-07 | キアゲハ

我が家の畑にて。

ニンジンが生長してきました。葉を見ていくとキアゲハの終齢幼虫が。一匹目にとまったので,他にもいないかと思い探すとさらに一匹。

 

葉を一枚食べ尽くしています。 

 

反対側からも撮っておきました。

 

こちらは終齢前。レンズが葉に触れて揺れると,途端に臭覚を出して威嚇するポーズ。

 

間もなく蛹化します。これが冬支度です。