公園の池畔にて。
草地を歩くとトノサマバッタが飛び出しました。小さなはオスです。雨がまったく降らないので,雑草が萎れたようにして葉を縮めています。野生のいのちだってたいへんなのです。飛び出したバッタの動きはあまり敏感ではありません。疲れ気味なのでしょうか。
おかげさまで,ゆっくり後を追いながら撮影できました。すこしでも複眼を入れて撮ります。
前から撮りました。一瞬,状態を起こしました。この後,前足でレンズをつかもうともしました。わたし,あるいはレンズの存在を外敵なにがしかと思っていないようなのです。草を食べる瞬間でもあれば,と思って待っていたのですが,この行動には入りませんでした。
すてきな公園です。熱いさなか,人影なし。昆虫がのびのびくらす草地です。