自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'23秋 虫の目レンズは友 ~ナツアカネ(続々々)~

2023-10-16 | 昆虫

どんな被写体であれ,撮れるチャンスがあって,どうしても撮りたいというときは,とにかくこだわって撮りたいと思います。このナツアカネもそうです。

うんと近づいて,できるだけ頭部を大きく撮りたいといつも思ってきました。なかなかそのチャンスがないままでした。ところが,思いもよらず,チャンスに恵まれました。ふしぎふしぎ。

このときは,陽が雲に隠れて,トンボの動きが鈍くなりました。ありがたい瞬間でした。見上げる構図です。雲がくっきり。

 

トリミングしてみました。個眼が薄っすら写っています。なんとか願いに叶う一枚が撮れました。

 

「これだけ近寄ってもトンボは逃げないのですか」。そう尋ねられることがよくあります。もちろん逃げられることの方が多いのですが,うまくいくこともときどきあります。ちっとも逃げる気配がないことが。そんなふしぎな撮影機会を重ねて来た結果,ある程度のノウハウが身に付いてきているように思うのです。

このときは指を近づけてもじっとしたまま。

 

レンズを近づけました。やっぱりじっとしています。

 

まだまだナツアカネに迫っていきます。