健康診断

（と、いっても、人間ではなくて、愛車・ワゴちゃんのお話です。）

ワゴちゃんが健康診断に行ってきました。
（通称「１２ヶ月点検」というものです）
朝、連れて行って、夕方にはお迎え。
家から離れたところにあるので、ワゴちゃんを預けた後、家まで帰るために代車を借りました。
この代車がオートマ車。（今どき、オートマ車の方が普通でしょうけど．．．）
何を隠そう、私が苦手とする「２大文明の利器」が携帯電話とオートマ車。
車検などで代車を借りるたびに、恥ずかしながら、整備のお兄さんに「運転の仕方」を教わることになります。
（何しろ、エンジンのかけ方から解らなくて．．．。
一度聞いても、なぜだか覚えることが出来ません。）
今回も、運転の仕方を教わって、家まで無事に帰ってくることができ、お迎えも、ちゃんと工場まで行くことが出来ました。

さて、肝心の健康診断の結果ですが、
工場長さんから、ショックなことを言われてしまいました。
「さしあたっての問題は無かったけれど、そろそろエンジンの方が限界かと．．．」
えぇえええええ．．．．．！？
なんでも、オイルの消費量が増えていて、これはエンジンの中で余分に燃焼してしまっているとのこと。
その原因がエンジンの衰えだそうです。
「ハッキリ言ってしまうと、いつ、エンジンが壊れてもおかしくない状態です。」
「それって、もう走れなくなるっていうことですか？」
「そうです。」
「あとどれくらい．．．？」
「ちょうど１年後が車検だけど、そこまで持つかどうか．．．」
「エンジンが壊れるって、イキナリですか？」
「突然動かなくなることは無いと思うけど．．．」
「じゃあ、何か前兆が．．．？」
「そうね、例えば、走りが急に重たくなるとか、エンジンから変な音がするとか、排気が白くなるとか．．．．．」
「そういう症状が出たら．．．？」
「もう、時間の問題．．．」
．．．．．なんだか、余命宣告を受けてしまったようなカンジです。
「この車が好きなので、全部部品を取り替えても、まだまだ乗りたい気持ちなんですけど．．．」
「そうやって、愛着を持って乗って頂いているのは嬉しいんですけど、何しろ、この車が出来て、もう１０年目だし、
走行距離も１１万キロ超えているからねぇ。
そろそろ具体的に、乗り換えを考えて貰った方が．．．．．。」
「はぁ．．．．．」

確かに、かなり働いて貰っているのは事実ですが、今のところ、走りに全く問題はありません。
でも、話を聞いていると、相当ガンバッテくれているようです。
今まで乗ってきた車の中で、イチバンいろいろなことを一緒に経験してきたワゴちゃんですので、簡単に「乗り換え」なんて考えられませんが、何にでも与えられた"寿命"というものがあるのですから、仕方のないことかもしれません。

「気持ちは解りますが、お財布の方とも相談して頂いて．．．」
と、この工場長さんの一言で、メンタルな部分から、イキナリ現実問題に直面してしまいました。
そうです！
車の買い換えって、家の次くらいにお金と勇気（？）がいるものでした！！

これは、今年イチバンの大問題に発展するかもしれません！？