こちらが”美女” 今月の表紙のご紹介をしたときに、”美女柳”のことを書きましたが、その際に写真を載せようと思って、私のフォト・コレクションを探してみたら、ナント 美女柳の写真が1枚もありません!でした。 撮り溜めた写真も枚数も、種類もかなりの数になるというのに、美女柳が無かったなんて... 自分でも驚きでした。
で、ちょうど今、花の季節なので写真を撮ろうとしたのですが... 先日の薬用植物園、その他地元の公園や、隣の市の公園まで足を延ばしてみたのですけれど、キンシバイは見つかっても美女柳はどこにもありません。 以前、生け花の花材でも使ったことがありますし、庭先などでも、よく見かけていたと思っていたのですが、それも一向に見つからず、これは今シーズンの写真撮影は無理かとあきらめかけていました。 そうしたら、今日、買い物に行った先の駐車場で、ついに出会うことができました。
表紙のキンシバイと比べていかがでしょうか? 花びらの色と形、枚数は同じですが、雌しべ・雄しべが全く違います。 楊貴妃から付けられた名前だと聞いたことがありますが、細く長い雄しべと薄い花びらが風に揺れる様子が、絶世の美女をイメージさせるのでしょう。