今月の表紙(=今年の桜)は普賢象(フゲンゾウ)です。
名前は、ハナの中心から延びた2本の葉化した雌しべが、普賢菩薩が乗っている象の鼻(牙?)に見えたことから名付けられたのだとか。
八重桜の代表品種の一つで、丈夫で育てやすいので、公園や記念樹にも植えられることが多いそうです。
ちなみに、普賢菩薩の梵名(サマンタ・バドラ)とは、
「普く賢い者」の意味で、
普賢菩薩が世界にあまねく現れ、
「仏の慈悲と理知を顕して人々を救う賢者である」事を意味するとのこと。
4月に入り、年度があらたまっても、原発災害の対策は、なかなか進みません。
「普く賢い者」
の登場が待たれます。