ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

偶然の出会いから

2011-06-17 17:48:50 | ひでんかの「日々の徒然」
昨日、新幹線に乗り換える仙台で、メンバーの一人M君の取引先の方と会いました。
「美味しい牛タン屋さんを教えてもらうから」と電話をしたら、偶然にも仙台駅のすぐ近くにいらっしゃいました。
(千葉の方で、仕事にこちらにいらしていたそうですが、あまりのタイミングにビックリ!!)
一緒に夕食(ミッションの打ち上げ?)を摂ったのですが、そこで貴重なお話を聞かせたいただくことができました。
その方が震災後仙台に来たのは、3月20日頃だったそうです。
昨日の仙台は、大きな地震にあったという形跡は何も無く、たくさんの人が行き交っていましたが、そのときは、飲食店には暖かい食べ物は無く、ホテルに泊まってもお湯も出なかったそうです。
そんな中で、その方が感動したのが、全国の電気屋さん(工事業者さん)達が一斉に駆けつけて、自分たちで瓦礫を片付けながら、次々に電柱を立て、切れた電線を繋いで、電力の供給をいち早く回復した姿だそうです。
「確かに原発や東電には、いろいろあるけれど、それは横に置いて、とにかく1日でも早く電気が使えるようにと頑張っていた、電気屋さん達には心から感動した」と。
また、震災後、なんども東北各地を訪れたそうで、仙台や石巻等の大きな町ではなく、報道に取り上げられない、住民が何百人・何十人という小さな町の現状。
GWに一気に集まったボランティアの功罪など、いろいろなお話を聞かせていただきました。
確かに石巻では、田植えが済んだ田んぼや、町の様子、思っていた以上に、暮らしている皆さんが「日常」を取り戻している姿に安心したのですが、お話を聞いて、被害を受けた範囲の広さと、まだまだ「復興」にはほど遠い地域があるということを実感しました。
今回の石巻行きのきっかけも、昨日、仙台でお目にかかった方も、月並みな言葉で言うならば「何かの縁」と、いうことになります。
一晩たっても、昨日1日で見たこと聞いたことが、自分の中で整理できていませんが、
自分がこれから何をすれば良いのか?何ができるのか?
少しずつ考えていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする