今日はキッチンの床を剥がして、いよいよ問題の「配水管」が姿を現します。
作業は、それぞれの業者さんが担当するので、まずは大工さんが床板を剥がします。
その作業は午前中に終わり、
「今日の作業は終わりました」
と、お帰りになりました。
(あら?今日はこれだけ?)
夕方、現場監督と(今回の現場監督さんは女性です)水回り工事の設備屋さんが一緒に来て
「現場を確認させてください」
そして仮置してあるベニヤ板をどけると
「あららら~~~、これは.....」
と絶句。
一緒に覗いてみると、床板の下には断熱・防音材が敷いてあり、それが床スラブ(マンションのコンクリート部分をスラブというそうです)の上にモルタルで接着されています。
配管は、そのモルタルに埋め込まれています。
さらに、経路をたどっていくと、図面通りに位置に無いような...。
復旧工事も関係するので、大工さんも呼ばれ、4人でキッチンの床を眺めながら
「さて、どうしましょう???」
当初の予定では水漏れ箇所の確認をして、古い管を撤去して、全て新しい管に交換することになっていたのですが、図面の位置に配管が無いので、「交換」するには、部屋を全て解体しないと管の経路が分かりません。
設備屋さん「これを全部剥がしたら、元の通りには戻せないよね」
大工さん「ですね~」
現場監督さん「でも、どうにかしないといけないでしょ」
「そうだけど...」
みんな揃って煮詰まってしまったので、思わず
「では「交換」は断念して、別に新しい管を引くのはどうでしょうか?」
と言ったら
「それ正解!」と、大工さん。
(そんな、シロウトの意見なんですけど...)
でも、結局は、その方向で工事を進めることになりました。
配水管の経路とか、管の材質・しくみ(つなぎ方)等々、いろいろお話を聞いたので、このまま修行を積めば(?)「設備屋さん」になれる...かも?