同級生との話の中で出てきた話。
「今どきの若者は...」
昔、
「近頃の若い者は...」
と、言われた私達が、こんなことを口にするのには、多少の気恥ずかしさはあるものの、うなずける部分は多々有ります。
話を要約すると、
「仕事に対する考え方、取り組む姿勢が違う」
とのこと。
自分が社会に出た時は、働いて稼ぐが第一目標だとしても、仕事の中で「一つでも多く何かを吸収したい」という意欲(貪欲さ)があった。
何か問題が起きたら、解決方を必死で考えた。
ミスをしたら、それを必ず、次の肥やしにした。
それが、今どきの若者は、
「食っていくために金を稼がにゃという必死さが無い!」
(実家住まいなら親が食べさせてくれます)
「仕事から何かを得たいという貪欲さが無い!」
(与えられた仕事だけきちんとこなせば、お給料もらえますでしょ)
「ミスをすると、中身をきちんと分析せずに「俺はダメなんだ」と一気に落ち込むか、又は他者のせいにする。反応が極端!」
(0か1かのデジタル世代ですから)
「自分はこんなことをしたい訳では無い(だから、うまくできない)
自分を評価しない相手が悪い。自分からは提案しないくせに、なんでこんなやり方をしているのかと上から目線で眺めている。だったらお前のやり方でやってみろ」
(仰る通り!)
自分で会社を起こし、数々の荒波(?)を乗り越えてここまでやってきた方ですので、自社の社員はもちろんのこと、今の若い方達を見ていてある種の苛立ちを感じるのは無理からぬ事だと拝察いたします。
「でも、みんな、マジメだし一生懸命やっているし...」
(だから、余計にイライラするのでしょ?)
社長という立場だけでなく、人生・社会の先輩として、若い人達に伝えていってくださいね、A君。