武道館通いも3日目となりました。
今日の大会は、市剣道連盟に所属している小中学生の大会なので、昨日までの閑散とした道場とはうってかわっての大賑わいです。
やはり、小学生(特に低学年)のうちは、応援団も一族郎党(?)で駆けつけるので、試合会場の周りは大騒ぎです。
一挙手一頭足に拍手と歓声がわき起こります。
そんな中で、息子が出場するのは「中学3年男子個人の部」と「中学男子団体」です。
最初の個人戦の前に対戦相手が誰かを聞くと
「大丈夫。ぜったいに負けるから!!」
と言います。
聞けば相手は、昨日の中体連の大会の個人戦第2位の人。
その人の試合(決勝戦)を私も見ていましたが、素人が見ても
「レベルが違う!?」
と、一目で分かりました。
「運が悪かったねぇ~~。でも、”万が一”っていうこともあるから...」
(って、それでは、日本代表チームのブラジル戦前と同じ...?)
結果は、予想通りの負けでしたが、当人曰く
「”秒殺”だけは免れてヨカッタ!!」とのこと。
(あまりに強い相手だと、「よ~い、はじめ!」のかけ声から、試合終了まで10秒掛からないこともありますので...)
続く、男子の団体戦では、同じ道場に所属している人と同じチームなので、こちらは文字通り「昨日の敵は今日の友」です。
ところが1回戦の相手は、昨日の団体優勝の中学のチーム。
しかも、こちらの中学は大将以下3名を道場のチームに出した後のメンバーで結成されています。
(大将殿は同じ道場なので、今日は息子のチームの大将です)
これが、いわゆる”層が厚い”ということなのだと実感してしまいました。
さて、試合の方ですが、剣道の団体戦のルールは、
1試合は、制限時間内で相手よりも1本(剣道は、技が決まると「1本」取ることができます)多く取るか、または「2本」取ればその場で勝ち。
団体の勝ち負けは、チーム内の勝ち数が多い方となります。
引き分けという結果もありますので、例えば「2勝2敗1分」の場合は、1本のトータル本数
が多い方になります。
息子のチームは、先方(1番目)、次方(2番目)が負けてしまい、中堅(3番目)が「1本取って」の勝ち。
息子は副将なので4番目ですが、ここでは
「1本以上取っての勝ち」(その上で、大将戦は必勝!!)
が2回戦進出への絶対条件となります!
(なんだか、今日も「サッカー・日本代表」みたい...?)
それをどこまで本人が意識していたかは定かではありませんが、結果は、時間いっぱい粘って「スコアレス・ドロー(引き分け)」でした。
この後の大将戦には勝利したものの、結果的には初戦敗退でした~~。
「息子が1本取っていれば...」
という「たら・れば」の話は、おいておいたとして、正直なところ、息子が 剣道の試合らしい試合”をしたのを見たのは初めてでした。
(確かに惜しい場面がいくつもありました)
お習字の先生も応援に来て下さって、
「普段とは違った活動的な姿を見られて感動しました」
と仰ってくださいました。
(お忙しい中、本当にありがとうございました)
さてさて、ここから3年生は「受験・臨戦体制」に入るのだと思いますけれど、
.....どうするの?息子君??
(と、気にはなりつつも、3日間、ほとんど立ちっぱなしで観戦していた私は、足腰が痛くて、今はそんなことはどうでも良かったりするのでした~~~)
強そうに見えたり.....して?