





〈町の広報紙・川柳コーナー〉
今年の桜も終わる。
毎年、日本人の心を騒がせるピンクの花びらが落ちる。
そして「桜蕊」となる。
花びらは「花筏」となって、川に淀み、川を下る。
葉桜に思いを託し「桜蕊」も落ちる。
風に飛ぶ。
それは、レジェンドのジャンプのように。
ジャンプは風次第。
いや、その前に努力次第。
たゆまぬ努力が風を呼ぶ。
あなたにも、きっと風が吹く。
光と風に凛として立ち向かった「白木蓮」も、鮮やかに散った。
白木蓮の落ちた花びらには、桜ほどの美しさはない。
いや、むしろ醜い。
いや、違う。
よく見れば、人生を駆け抜けた満足感が漂う。
桜には真似のできない潔さを見る。
いかがであろうか。
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