おもしろい都市伝説

本日のBGM
ボン・ジョヴィ

テレビ東京系列で深夜にやっている「やりすぎコージー」
で芸人らが都市伝説を語っていて、２は面白くなかった
けれど１でハローグッバイの関が語った２話は凄く興味
深かったです。簡単に書くと、徳川家埋蔵金の新説と、
服部半蔵と松雄芭蕉の同一説でした。

日常にも都市伝説は溢れていて、まことしやかに語られて
いるが全くのデタラメなんてのは沢山あります。テレビや
タブロイド誌で紹介されると真実だと錯覚してしまいがち
ですが、視聴率や購買数を上げる為にデタラメな情報を
流す事はよくあります。都市伝説の代表的なのは怪奇現象
や心霊や犯罪です。インターネットの普及により以前より
口コミの速度が上がり、チェーンメールで全国に広がる
事も多々あります。

某ハンバーガーチェーン店がハンバーグの材料にミミズを
使っているとか、トンコツラーメンは猫の骨を使っている
とかのデマ情報が広まり、後者の方は今だに信じている
人がいます。ラーメンに猫の骨は、ある年配の方との会話で

「昔はラーメンの材料に猫の骨ばつかいよったとばい」

僕「そういう噂もありますが、あれはデマですよ。」

「うんにゃ。俺は店の裏で見たっちゃっけん。ゴミ袋に
猫の頭のギッシリ詰まっとるとば・・。」

僕「・・・・・・・。」

都市伝説とは、「友達の友達から聞いた話だけどさ・・・。」
とか「本当よ。新聞にも載った事件だから調べてみて。」
とか、話す人本人の体験談風にして語り継がれ真実味を
出すので、聞き手側には当然信じる人もいます。
が、大半は友達の友達なんて存在していなく、掲載記事も
無く、体験していない体験談も多いでしょう。

例えばアメリカから輸入された都市伝説とし、つまらないトラブル
で裁判を起こし勝訴して多額の賠償金を勝ち取った話の大半は
デマです。アメリカではメジャーな都市伝説で、次々と嘘訴訟話
を若者がでっちあげ笑い話にしているのです。

例えば、ずぶ濡れで部屋に入ってきた飼い猫を乾かす為に
レンシレンジに入れたら爆発した。レンシレンジの説明書に
猫を入れてはいけないと書かれていなかったから勝訴した。
とか、
飛行機で客室乗務員（スチュワデス）が運んできたコーヒーが
こぼれ火傷を負ったと訴え多額の賠償金を得たとかはデタラメです。
しかし、これらの都市伝説の影響からか、急太りをした人が
マクドナルドを訴えたり、肺ガンになった人がタバコメーカー
を訴えたり自業自得の事で裁判を起こすケースは実在しています。

１９４７年７月８日に起こった事件と言われているロズウェル事件
も都市伝説の香りがプンプンしますね。アメリカ空軍の秘密基地の
エリア５１も完全な警備体制で重要な国家機密を扱っているは事実
みたいですが、沢山の噂は人々が創作した都市伝説でしょうね。

アニメや漫画も長編化してくると都市伝説化したエンディングという
のが広まり信じている人が多いです。
例えばドラえもんのラストは、のび太が交通事故に遭い植物人間
（もしくは昏睡状態）の時に見た夢の中の話。
とか、サザエさんのラストは、かつおが商店街の福引でハワイ家族
旅行を当選し、家族みんなで飛行機に乗っていたら太平洋で墜落し
かつお、わかめ、さざえ、ます、たら、波、船に成った。とかの、
デタラメなエンディングが広まっています。

僕が住んでいる地域で同世代を震撼させた口裂け女も、目撃情報や
知人が遭遇した話が出回っていました。唐津神社の鳥居が赤から
白に塗り替えられたのはその為という説もありますが、学校怪談
と同じく創作話だと思います。

懸賞金まで付け探す人が相次いだ、ツチノコや人面犬も同じ類
でしょうね。

都市伝説を否定している内容になりましたが、未知への興味や
誰も知らないアッと驚く情報を人に話したい人がいる限り都市伝説は
姿を変え成長していくと思います。青森県津軽郡の杉沢村伝説も
実際に無かった事件をでっち上げ、今なお「新杉沢村」「真杉沢村」
として脚色が足されていっています。

僕も、豪華客船タイタニックと小説タイタンの一致点や、ジョン・レノン
暗殺の陰謀説や、ケネディ暗殺の真相とか興味深いですね。ダイアナの
事故も国家の陰謀という人がいます。レオナルド・ダビンチが
イエス・キリストを描いた「最後の晩餐」に隠されたメッセージとか
こじつけ話にしてはよく出来ている物もありますね。

ノストラ・ダムスの予言関連本は１９９９年頃に沢山出版され
相当数のセールスになったみたいですが、地球滅亡説を信じていた
人は多いのではないでしょうか？

長年の謎が解明

本日のBGM
ボン・ジョヴィ、ベイ・シティー・ローラーズ、アン・ルイス、
ショーヤ、マリリン・マンソン、ダークネス

長年引っかかっていた事がやっと解けました。
改めてインターネットの便利さに感心しました。

その疑問とは、今から１４年前で僕が中学１年まで
さかのぼります。当時、音楽番組系のラジオにどっぷり
はまっていて、とりあえず流れる曲は全て録音を
していました。パーソナリティーの喋りは録音していなかった
ので、曲名やバンド名が分からないままの曲も沢山あります。

ＣＤなんて月に１枚買えるか買えないかぐらいしか小遣いも
貰っていなかったし、当時はレンタルＣＤ屋がある事も知らな
かったので（パームやツタヤが当時もありましたが知りません
でした）そのノイズ交じり（ＦＭは酷いノイズで、ＡＭも多少
ノイジーな地域です）の録音テープをもっぱら聴いてました。

いつもの様に録音を繰り返していたら、衝撃的な曲が流れて
きました。録音をしている最中もドキドキと鼓動が高鳴り
バンド名が気になりましたが、曲の後はＣＭに入り分からず
じまいでした。その録音した曲を毎日３０回以上は聞いていて
毎回興奮していました。手元に曲を録音したテープがあるので、
曲探しは容易だと思っていました。が、地元や福岡のＣＤ屋に
遊歩人（格安のウオークマン）で聴かせても「さー？聞いた事が
ない」とかの返答で、欲しくて欲しくてたまらないＣＤが入手できない
事に苛立ちが溜まる一方でした。歌詞が分かっていたので、カラオケ屋
の選曲の本を全て見て探した事もありますが（邦楽ですので、
曲名の後に歌い出しの歌詞が掲載されています）該当曲が見つかり
ませんでした。

ラジオ番組の企画でリスナーがテープに鼻歌を録音すると、
レコード担当者が探し出すのがあっていました。全国放送なので
採用率は低いと思い、５本のテープを送り歌詞も全て書いて、
どんだけこの曲が好きかの熱意を込めた手紙も添えましたが、
不採用でした。かれこれ５年間は、この曲の正体が知りたくて
たまりませんでした。

高校も卒業した頃には、その曲の事なんて気にならなくなりましたが
、時々ふと「あの曲は誰の曲だろうな」と考えていました。
最近までずっと引っかかっていた１１年の謎でした。

グーグルの検索にＡメロの歌詞を少し入力すると、おおおお！
出てきました。ついに謎が解明されたのです。

ＭＡＧＩＣというバンドの「さらば青春の光」という曲らしいです。

しかし唐津のＣＤ屋を片っ端から探しても無く、レンタル屋のゲオやツタヤ
にも無く、ブック・オフにも無かったです。今まで何度となく味わった
入手困難盤みたいです。来週あたりに取り寄せをしたいですが、廃盤
だったら絶望的ですね。でも、インターネットのお陰で、誰の何て
曲かが分かっただけでも希望が見えてきました。