元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

闇に葬られた芸術

2006年12月05日 | 店主の人生哲学
僕はラジオのヘヴィリスナーだった時期があり、睡眠を削って
ラジオに没頭していた時期がありました。ラジオ番組はテレビ
とは比較にならない程、生放送が多いです。それゆえ、不適切
発言を謝罪するアナウンスが度々流れます。

時には、突然、パーソナリティが番組を降板したり、番組が
打ち切りになった事もあります。

僕が聞いていた限りでは、「ただいま番組内で不適切な表現
がありました事をお詫びいたします」と言われても
一体どの発言が?と分かりません。放送禁止用語とかに詳しい
人じゃ無ければ気づかないような発言の何がいけないのか
分かりません。

明らかに不快感を与えるような誹謗中傷や、差別用語、
皇族批判、無茶苦茶な政治批判、嘘話、事件を茶化したりなら
分かるけど、日常会話で通常使われる言葉であっても、放送
コードに引っかかる発言は多いようです。

何もラジオ番組に限った話ではなく、小説、マンガ、コラム
など有害図書に指定され絶版になったり、修正指導をされたり
します。ポルノ関連の本、ビデオ、写真集なども、卑猥、
過激の理由で発売禁止になった物は多い。

また、ドラマの再放送、映画放送を禁止、自粛した作品は多い。
例えば、撮影中に事故死亡、出演者が犯罪を犯した、タレントの
活動に支障がある(ヌード、ベットシーンなど)なぜか分からない
のが、あの名作「未成年」が浜崎あゆみ側の要請で、今は再放送
禁止ドラマに指定されている。

僕は音楽が好きだから気になるのが、要注意歌謡曲です。
発売はされているけど、放送禁止になっている曲が無数にあります。
また、発売差し押さえ、修正など多すぎます。

洋楽も、日本では発表禁止になった曲というのが沢山あります。

何か世の中、臭い物に蓋をし、嫌な物からは目を背ける事に過剰に
反応しすぎじゃないでしょうか?

表現者が伝えたいメッセージや、作品のクオリティ上必要
な事までも削れや、公開禁止するのはどうかと思います。
作品上の芸術性やメッセージ性を尊重し、もっと規制を緩和すべ
きだと思います。

「笑の大学」という映画みたいです。演劇を公開する際に、台本を
審査してもらい公開許可を得なければ上演できないという戦時中の
厳しさをユーモラスに描いています。戦時中ほど厳しくないまでも、
何でもかんでも除外し世の中の綺麗な上辺の部分だけ見せないで、
裏の汚さも公開してほしいです。

テレビのドキュメント番組は収録、編集だから謝罪は珍しいけど、
先日謝罪をしていました。公務員、議員などの、不正を暴いた
番組に内閣府からクレームがついたようで、「番組の再調査で
事実とは異なる事項が含まれていました」と5分ほどの謝罪を
していました。

こういった上の力により事実をもみ消される事はマスコミ界
では珍しくありません。スキャンダルを握っていても、公表規制
があり、一切表面化させられない有名人もいます。

民主党の小沢代表が「小泉さんはスキャンダルがないんじゃない。
私が知る限りでも公表出来ない裏がいくつもありますよ。ただ、
裏の力が強い方だから、メディアも言えないだけだよ」と、大きな
波紋を呼びかねない発言をしていました。根も葉もない事では
無いのかもしれません。

今やインターネット人気サイトの影響力は、マスコミ以上と
言っても過言ではありません。今は管理人の判断に委ねられて
いますが、近い将来、ブログやサイトにも「禁止言語」
「禁止テーマ」などが設けられたり、内容を審査する機関が
出てくるかもしれません。

自宅バードウォッチングとの別れ

2006年12月05日 | 雑記
最近は庭に野鳥も来なくなり、少し寂しいです。

仕事に出る前に、庭にいる野鳥をこっそり見るのが
ささやかな楽しみだった。冬ごもりなのか、温か
い所へ渡っていったのか分からないけど、温かく
なるまで見れそうにないです。

猫の額ほどの狭い庭ですが、色んな草花を所狭し
と植え、植物豊かな庭です。また、父が鳥のエサ
や果実を木に挿しているので、色んな鳥が来ます。

スズメ、ハト、カチガラスは毎日来ていました。

あまり見た事が無い鳥もチラホラ来ます。

トンビも何度も来ましたが、近くで見ると恐ろし
くデカイ。


ささやかな自宅でのバードウォッチングを考えると
来年がちょっぴり楽しみです。

唐津の押尾コータロー

2006年12月05日 | 音楽・楽器
さっきの「みきや楽器店」での話の続きになりますが、
スタジオを出ると押尾コータローの「ボレロ」が聴こえて
きました。店内BGMのCDかと思いきや、スコア本棚の前に
ダンディな口ひげを蓄えたおじさまがギターを弾いていました。
おじさんというより、おじさまです。

ヒョウ皮のカーペットなんか敷いてあり、壁には鹿の頭だけの
剥製が飾ってある広いリビングで、ガウン姿で、アンティーク
の高級チェアに腰かけ、葉巻を吸い、ブランデーを飲みながら
腕の中には高級ネコを抱き、メイドがいるような・・・・。

僕の貧相な頭で思いつく大富豪象ですが、そんなイメージの
おじさまがギターを弾いていました。

さっきまで、とにかくデカイ音で雑音を鳴らす事に集中していた
自分が恥ずかしくなる程完璧な演奏を見せつけられました。

みきや楽器店の店長から、僕におじさまを紹介して頂きました。

おじさまはプロ級の達人で、みきや楽器ギター教室の講師を
されているらしいです。

ツカ、ツカ、ツカと僕の近くに来られ、僕が押尾コータローの
ファンだと言うと、目の前で押尾コータローの名曲を次々と演奏
してくれました。しかも完璧です。完全に押尾コータローの演奏
そのものでした。完全無欠の100%コピーで驚きました。

押尾コータローは全アルバム聴きまくり、「こんなギターを弾け
るのは日本でも押尾だけだな」と思っていたら、田舎の唐津に、
しかも僕の行きつけの「みきや楽器店」にいたとは信じられません。

その先生は、フォークからギターに世界に入り、スパニッシュ、
ジャズ、クラシック、フュージョンなど、オールマイティテク
を磨かれたようです。

ギター教室は興味がありますが、今はバンド活動、習い事など
そういった事に情熱を注ぐ気分じゃありません。楽器は頑張れば
上達し楽しくなる反面、苦しさ、悔しさも伴います。その結果
ギターが嫌いになるのが怖いのかもしれません。

いずれ、時期を見てギター教室で技術を磨くかもしれませんが、
今は時々、教則本を見てノンビリとスローペースで楽しみながら
ギターに触れ合いたいです。

ブログ復活!!!

2006年12月05日 | 音楽・楽器

パソコンをリカバリー後にインターネット接続が不能になって
いましたが、プロバイダーのサポーターと、元パソコン所有者の
お陰でインタネット生活を再開できました。

そんな訳で、1週間前の話をしてみます。

唐津市呉服町の「みきや楽器店」のバンドスタジオを2時間借り
ました。結構広いスタジオですが、1人での個人練習に使いました。

マーシャルのアンプに、エピフォンのレスポールを繋ぎ、これでもか
ってぐらいボリュームを上げ、自分のギター演奏で鼓膜を破りかねな
い程の大音量で鳴らしました。ギターの音圧が風圧のように、心臓に
ズンズン響いて、自宅で小さな音量では体感できない快感を味わいました。

バンドスタジオというのは、ベース、ギターはアンプで鳴らし、
ボーカルはPAを通しスピーカーから鳴らします。しかし、ドラムは
生音がデカイから生音のままです。だから、ドラムの音量に合わせ
他のパートはセッティングするので、僕みたいに壁がブルブル震える
程の爆音大音量は出来ません。個人練習だから楽しめる爆音です。

パワーコードを掻き鳴らす快感の反面、小さい音では気にならない
演奏ノイズが目茶目茶聞こえ、自分の下手さがよくわかります。

また、ハウリングが、黒板やスリガラスを爪で引っかいたような
不快音が爆音で度々鳴り苦しめられました。

クラシック、ロカビリ、ブルース、フォーク、カントリー
フュージョン、ハードロック、ヘヴィメタル、パンクなど好き
勝手に思いつく曲を次々に演奏していたら、あっと言う間に2時間
たちました。かなり楽しかったし、ストレス発散に最適です。

楽器をかじった事がある人達は、是非スタジオでの爆音演奏を
おすすめします。